学習塾キャリコ

塾に通ってる、質問もしてる。でも成績の上がらない子の成績を伸ばす2つの方法。

先日保護者さまから

梨をいただきました♪

保護者さま、ありがとうございます♪

僕は果物の中で梨が1番好きなのですが、その話を保護者さまにもすると、

「先生、、、私もです(笑)」

と、まさかの梨ナンバーワン勢でした(笑)

その後子どもたちと果物トークをしていたのですが、

生徒さん「木になるのが果物、土の上にできるのが野菜」

という話になりました。

なんか聞いたことありますよね。

「(この流れ、、、スイカとメロンといちごは野菜ってくる流れやな)」

と身構えていたら、

生徒さん「アボカドも果物ってことですよね?」

そうきたか!

アボカドがどう実ってるか見たことなかったので調べてみたら、たしかに木になってる。

野菜だと思ってたものが果物と知った日となりました♪

子どもたちと話していると、年齢的に当たり前ですが僕のほうが知識が多いわけです。

しかし、僕の知らないことや考えたことすらなかったことを知れたとき、この歳でもまぁまぁな感動をします。

知識が増えるって楽しいですね♪

では、【果物】とかけまして【アボカドの生態】と解きます。

その心は、どちらも【木になる(気になる)】でしょう!

これうまくいったんじゃないですか!?

謎掛け8級きたわ。どうも、学習塾キャリコ釘山です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

話はガラリとかわりますが。

塾にも通ってるし、塾や学校の先生からも「しっかり頑張ってますよ♪」と言われているのに、なぜか成績の上がらない子がいます。

こういう子たちは、基本的に以下の2つを意識すれば成績が変わっていきます。

1つ目は【家庭学習】の習慣化。

以前にも書いたような気がしますが、例えば週2回コースで塾に来ている子は月に8回ほど塾に来ますので、その子の勉強時間は

【1.5時間×8日=12時間】

となります。

仮に週3回だとしても、

【1.5時間×12日=18時間】

おまけで週5回コース。

【1.5時間×20日=30時間】

さすがに週2回と週5回の子では、地味に勉強時間に差が出てますね。

じゃあ、塾に行っておらず毎日1時間家庭学習する子の月の勉強時間はというと、

【1時間×30日=30時間】

になります。

2~3倍の勉強時間を使っているわけです。

週5回来ている子でようやくとんとん。

塾に行っているのに成績が伸びないのはこれが理由です。

今まで見てきた子の中には

【塾に来てるけど、僕から確認しに行かないとずーっとぼーっとしてる子】

とかもいました。

(何なら今も数名いますが、、、)

「ほら!ぼーっとすんな!おばけと目が合うで!」

「手遊びしてんな!楽しそうやな!」

僕からこれ言われる子は、後述する2つ目のこともだいたい当てはまってます。

ほんで、効率的に塾を活かすためには、

【家庭学習の時間を、最低でも毎日1~2時間は確保する】

【家庭学習で分からなかったところを塾や学校で質問する】

これを徹底できれば必ず成績は伸びます。

いや、「必ず伸びる」と言いましたが、実はもうひとつ重要なことがありました。

それが2つ目の

【自分で考える習慣をつける】

です。

【塾に通っているのに成績が伸びない】

キャリコにもこういった生徒さんはいます。

この子たちに共通しているのが、わからないところを質問するだけでその後の解き直しや再確認を全くしていないところです。

ただただ、分からなかったところの答えを聞いて満足してるだけなんですよね。

つまり、【分かったふりをしている】だけです。

そりゃもう見ててわかります。

この子たちは僕が解き方を教えた直後に答えを記入して、その後次の問題に行くんです。

答えを確認するだけなら解答解説見てるのとかわりはないですからね。

時間の無駄と言えるでしょう。

なので僕がそういう子に必ず言うのは、

「自分で考えろ」

「もう1回解きなおせ」

「答えが合うまで何回でもやり直ししろ」

突き放しておるように聞こえるかもしれませんね。

ぶっちゃけ突き放して、甘えさせないようにしているわけですが。

お金を頂いていてこんな事するのもなんですが、これも必要なことだと僕は思っています。

そうでもしないとこの子たちは自分で考えることをせず、毎回僕に質問するだけで成長しなくなるでしょう。

もちろんこんな状態であったら、試験のときに同じような問題が出たとしても当たり前のように答えることができません。

「この問題、前やった記憶あるのにー、、、」

そんな状態です。

時間とお金の無駄ですね。

そしてこれと同様に毎回子どもたちに言っているのが、

「質問の質を上げろ」

という言葉。

これはどういう意味か。

あくまで僕の考えですが、質問には2種類あると思っています。

ひとつは単純にわからないから質問をするケース。

初めて触れた問題などで起こる質問ですね。

そしてもう一つは、サボりの質問。

上で話していた質問はこれにあたります。

初めて解く問題で質問が発生するのは当たり前です。

だってわかんないんですもん。

これに関してはどれだけでも教えますし、場合によっては全体に授業をします。

しかしサボりの質問に関しては、こっちとしても

「同じような問題を何回質問してんねん。少しは考えろや」

というふうに思ってしまいます。

なので【質問の質を上げろ】というわけですね。

では、具体的に【質問の質を上げる】とは何をすることか。

それは

【どこまでは自分で考えられて、どこからが自分の力で解けないのか】

を明確にすることです。

サボりの質問をする子に共通してるのが、

「あーわかんない。質問しちゃお」

と、ろくに考えもせず答えを確認したいがために質問をするというところです。

これをやめて、

「ここまでは考えられた、ここからはもうわからない」

というふうに思考していく癖をつけておけば、残り必要だったところだけを覚えればいいだけで時間も効率的に使えますし、仮に考えが違った場合でも、

「なるほど、そういうふうに考えなくちゃだったのか!」

と、リンクしていく事ができます。

それをしていない状態ってことは、覚える量がいつまでたっても減らせないので時間のムダになっていきます。

このように【質の低い質問】で普段から学習をしていると、はじめに触れた【家庭学習】の時間をどれだけ取っていても、効果が上がりません。

結局誰しもできる簡単なものしか解けなくなるので、周りと差を広げることはできなくなっていきます。

ちなみに先述の【ぼーっと過ごしてる子たち】は、「確認したいことあるかい?」と聞くと、ほぼ100であわてて質問の箇所を探し始めます。

そう、言われてから。

つまり何も考えてないんですよね。

一応聞かれたところを教えるのですが、絶対に理解していません。

なので、

「ほい、じゃあ同じ解き方だから、ここもやってみ?」

とやらせてみると、案の定解けません。

質問以前に考えることすらしていないのですから、そうなりますよね。

【成績が上がる】というのは、必ずその子の行動の結果です。

大人が見ているときだけでなく、見てないときにも努力している者が数字を手に入れるのです。

【家庭学習での習慣化】【質問の質】を向上して、じゃんじゃん成績をあげていってもらいたいものですね♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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