先日の休みの際に、木の手入れや庭の芝生の更新作業を行いました。
ちなみに芝生の更新作業としては、枯れ芝を取り除く作業(サッチング)と根切り、低刈りというものを行いました。
本当はもう少ししなくてはいけない工程があるのですが、まぁ借家だしある程度でいいかな、と。
ここに越してきて早2年が過ぎましたが、少しずつ芝生の知識も増えてきました。
最初の年は夏なのに枯れ芝がありスカスカした状態だったのですが、勉強してできる範囲で更新作業を行った結果、翌年には全体的に緑々したフカフカ芝生へ。
「今年の芝生めっちゃいい感じやん!」
と感動したのを今でも覚えています。
4月に作業をして結果が出るのが7月あたり。
それまではもどかしい気持ちでした。
経験がないうちって、とにかく結果が出るか不安になりますよね。
結果が出てしまえば、
「やっててよかった!」
と、思えてくるものです。
なんか勉強と似てるなぁ。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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そういう意味では、春期講習は【勉強の更新作業】と言えるでしょう。
新しい年度に習うものは、前年度に習ったものをベースに積み上げていくため、前年度の勉強をしっかり固めておかないと積み上げようにも積み上がりません。
塾にお子さんを通わせている保護者さまは、勉強の重要性を認識されていることがほとんどだと思います。
「今苦労しておくことで、高校入試や大学入試で役に立つから」
とか
「形は変われど、勉強は社会人になっても続けていかなくちゃいけないものだから」
とか。
その他にも色々考えられていることでしょう。
前年度の更新作業を春期講習で行うことで、新年度の勉強に良い結果をもたらす効果がありますわけですね。
今年から【英語特訓コース】なるものを開始したのですが、やはりこれを受けている子たちの英語力はかなりあやしいものがありました。
超基本なbe動詞や一般動詞はまだ良さげでしたが、学年中頃の文法からは少しずつうろ覚えな箇所も。
三単現や不定詞・動名詞、助動詞などはかなり厳しいものがありました。
それと品詞は全くと言っていいほど理解していません。
学校であまり教えないのかなぁ、、、
そして全体的に言えたのが、文章の構成の仕方。
文法の説明はできるけど、いざ文章を構成しようとするとグチャグチャなひどいものに。
知識はあっても、練習不足だとこうなります。
今までしっかりサボってきたツケですね。
また同時に、単語量の不足がかなり顕著に見られました。
こちらも上記同様、普段からちゃんと覚えていなかった分のツケでしょう。
せめてもの救いといえば、これを7月に気づくのではなくて今気づけたこと。
この子たちを7月までこの状態にしていたら、おそらく模試や共通試験では10点前後しか取れなかったと思います。
20点いくことは100%なかったでしょう。
もちろんこの後きちんと英語に取り組まなければ、結局20点超えることはないと思います。
このタイミングでしっかりおさらいして、新年度に備えてほしいものですね。

そういえば、3月に入試を受けた子たちの点数開示を数名からいただきました。
ご協力ありがとうございます!
以前ブログで紹介した、英語がぜんぜん伸びなかったと言う子は18点取っていました。
受けた高校の選択がA問題だったというのもあるとは思いますが、模試や共通試験では1ケタ台ばかりだったので、なかなかに健闘してくれたのではないかと思います。
また他の子たちもB問題で28・29点と健闘してくれていました。
共通のときが20点前後しか取れていなかったので、そこからかなり成長してくれたと思います!
言い方はアレですが、やれば誰しも点数は伸びます。
結果が伴わないのは単純にやってないから。
まだまだ部活・お遊びが優先の新中2・3生たち。
本人たち的にはやってるつもりなのかもしれないですが、僕から見ればまだまだ最低限のレベルに達していません。
なんせ宿題すらやってこないのですから。
それに引き換え、定期テストなどでしっかり点数を取る子たちはもれなく宿題が終わっています。
この子たちも家でわからなかったところは塾で質問して解決していってます。
やってることはみんな一緒なのです。
頭が良いからできるのではなく、やることやってるから頭が良くなってるだけのこと。
「できる・できない」じゃなく「やる・やらない」の話ですね。
毎日の小さな差が、入試のときの大きな差につながっていくというのをいつ気がつくのか。
塾で頻繁に言っていても、家に変えると記憶がリセットされるようです。
あぁ、、、今年もハゲそう、、、
まぁ、勉強が人生の全てではありませんし、勉強することで必ず幸せになるわけでもありません。
自分にとって勉強が大事だと思った子から頑張っていってもらいたいと思います。
今年度もやきもきしながら見守っていきましょう。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!