ちょっと前小学生の男子たちが、
「今度の日曜、友達とカラオケに行く!」
と、楽しそうに話していました。
「何の歌歌うん?」
と聞いたら、
「えー、、、、まぁ色々?」
たしかに。
カラオケ行ったらたくさん歌いますもんね。
なんか青春してんなぁ♪どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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キャリコの小学生たちには音読の授業を時々行います。
これが意外と子どもたちからは人気なんです。
「先生!今日どっかい(テキストの名前)したいです!」
うんうん、じゃあやろうね♪
塾で音読するって、なんかイメージ無いですよね。
「音読なんて学校でやってるし、塾でやる価値あるの?」
「勉強と音読って別物でしょ?」
いえいえ、実は音読ってすべての勉強に繋がってくるんですよ。
まず音読のメリットとして、【漢字が読める】ことが挙げられます。
漢字の勉強をしておけば音読でもスラスラ読めるのですが、これをきちんとしていない子は読むことができません。
もちろん書くことなんてできるわけないですよね。
しかし音読の際に
「この漢字はこう読むんだ!」
とわかっておくと、その漢字を覚えるときに読みがわかってるので頭に入っていきやすくなります。
情報量0で覚えにいくのか、情報量50で覚えにいくのか。
定着率に大きな差が生まれそうですね。
次に挙げられるメリットは、
【情報処理が早くなること】
です。
スラスラ読める子とたどたどしくでしか読めない子では、文章を処理する能力に大きな差が発生します。
スラスラ読めないという状態は、その文章が頭に入っていかないということ。
読み終わったところで、
「、、、何の話だったんだっけ?」
となります。
音読がヘタクソな子に文章問題を解かせると、ヒドいときには記号の選択問題すら解けません。
内容が入ってきてないのですから、そりゃ当たりませんよね。
逆にスラスラ読めている子は記述問題もしっかり解けていきます。
スラスラ読めるということの重要性がここに詰まっているのです。
実際に、小4のときには音読がヘタクソちゃんだった生徒さんも、1年も経てば上手ちゃんに。
はじめのときは30分以上かかっても全然解けなかった文章問題も、今じゃ15分程度できちんと解けるように大変身しました。
もちろん記述問題込みで、です。
音読の効果あなどれませんな。
最後に挙げられるのは、
【脳の活動領域の広げる】
ということ。
脳科学において音読の効果は実証されていて、
【黙読と比較して音読した場合の方が、大脳の広範囲の部分が活動していく】
ことが確認されています。
脳が活動している状態とは、勉強した分覚えることができる状態です。
音読して勉強すれば効率よく学習ができるわけですね。
また、より多くの五感を使って学習することで効率的に学力の定着を図ることもできますので、やはり音読は重要な働きがあるのですね。
塾生の子たちにはよく「本を読みなさい」と伝えています。
これは読解力を身に着けさせ、国語以外の教科でも活用できるようにするためです。
しかし本を読んで読解力をつけさせるにも、スラスラ読めなくては効果は上がりません。
しっかり音読をして、読解力を上げる下準備をしちゃいましょう♪
また、中学生になったら英語の文章を音読することがすごく大事になってきます。
教科は変われど、音読は重要な勉強法。
お子さんにもぜひ実践してみてください♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪