ツバメの巣が着々と完成しつつあります。

金曜日には足場しかなかったのに、

なんか巣っぽくなってる。
夫婦でせっせと巣を作っております。
がんばれがんばれー♪
庭の蚊どもをすべて食い尽くしておくれ♪どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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OECD加盟国とその他79の国と地域で実施されている【PISA】という学力テストがあります。
【読解力】【数学的リテラシー】【科学的リテラシー】の3基準を測定しています。
前回実施は2018年。このときの日本の順位は
【読解力】15/79位
【数学的リテラシー】6/79位
【科学的リテラシー】5/79位
と、読解力がずば抜けて悪いです。
文部科学省の調査では、日本の子はマンガとフィクション系の小説を読むことが多いんだそう。
しかもコミックを読む子はOECD平均と比較するとなんと約3倍!
ここに原因があるような気がしますねー。
マンガってイラストがあり擬音語が多様されているおかげですごくわかりやすく読めますが、逆に言えばそれだけ想像力を働かせずに読んでいることにもなります。
一方で小説はイラストがほとんどない分、登場人物の表情や心情を文章から想像したり、話の流れを理解するためにしっかり読み込んだりしますもんね。
僕もマンガ好きで読みますが、勉強に活かせるかと言われれば、、、
心に刺さる文言や知らなかった言葉など学ぶ機会もありますが、それの比率は小説の方が多い気もするし、、、。
また子どもたちを指導していて思うのは、文章を構成しきれない子が多いということ。
記号問題は解けても、「書きなさい・抜き出しなさい」という設問は空欄で終わらせる生徒がすごく多いです。
記号問題はある意味ヒントが転がっている状態で答えられますが、記述問題はどれだけ読み込んだかがカギになるので、やっぱり【読み込んでいない・読んでも頭に残っていない状態】ってことなんでしょう。
改めて、読書って大切なんだなぁって痛感します。
ちなみに僕は中高生のころ、勉強から逃げるために毎日1時間読書をしていましたが、おかげで国語だけは成績が良かったです(笑)
読解力さんきゅー♪

またこのランキングで面白いのは、OECD加盟国だとエストニアが好順位であることです。
「エストニアってどこやねん」
と思っていろいろ調べたのですが、この国は2000年代初頭からIT教育・プログラミング学習に力を入れているんだとか。
インターネット上で子どもの成績管理を親がしていたり、他校の同世代の子の学習や成績を知りコミュニケーションをとることができるなど、日本では考えられない教育を導入しています。
学校の先生もIT技術の導入に積極的だそうで、そこも日本と異なる部分ですよね♪
またプログラミング学習では、トライ アンド エラーをくり返すことで自分の設定したゴールへ向かって進めていきます。
自分で考え行動することの重要性を改めて実感しますね♪

あ、それとゲームを4時間以上している子は、すべての教科で平均点以下の成績なんだそうです。
単純に勉強する時間が少なくなっているということ、自身を制御することができないこと、保護者のコミュニケーション不全などなど様々な要因があるそうです。
ゲームやスマホをする時間や勉強をする時間などは、しっかり保護者さんが管理しましょう!
【ゲーム・スマホを使用した時間と同じだけ勉強をする】
とか
【勉強の時間はスマホを触らせないよう、保護者が預かっておく】
とか。
習慣化すれば、子どもからスマホを預けるようになりますよ♪
「勉強で調べものするからスマホが必要だもん!」
と言われたら
「ならその時は借りに来なさい。でも触るのはママの前でね。」
って言っておきましょう。
基本は教科書や授業でとったノートを見て復習することを意識させてください。
その分必死に授業を受けるようになるとおもいますよ(笑)
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪