学習塾キャリコ

2027年度から変わる高校入試のこと

先日写真の整理を行っていたら、、、

上げ忘れていました、、、すいません、、、

2月半ばに生徒さんがグリーンランドに行ったときのお土産でいただきました♪

ありがとうございます♪

子どもたちとシェアして美味しくいただきました♪

以前ある生徒さんからグリーンランドの無料入場券を頂いたときの券で行かれたらしく、その子にもお土産を買ってこられてました。

顔は見たこと無い他学年の生徒さんたちでも、こういったつながりがあるのはうれしいですね♪

ありがとうの連鎖、発動!どうも、学習塾キャリコの釘山です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

2027年度から公立高校入試の制度が変わることはご存知でしょうか?

新中1生から変更となる入試制度。

ちょっと確認していきましょう。

現在の入試制度では、【前期(特色)選抜】【後期(一般)選抜】と呼ばれてますが、大抵は【前期】【後期】と呼ばれています。

この【前期】は2月半ばくらいに実施される試験で、普通科以外で実施される試験になります。

その学校のコースに合わせオリジナルな試験が実施されたり、面談が実施されたりします。

基本的には学力検査を実施しない試験になりますので、内申書で判断されることが強かったり、スポーツなどで高校から呼ばれている子がこの【前期】を受験するというものになっています。

次に【後期】ですが、こちらは学力検査を実施する試験です。

実施されるのは3月頭くらい。

選考基準は、

①学力検査での点数(5教科)での順位

②内申点と学力検査を用いた【補正点】にて出された順位(9教科)

の2つで選考していきます。

どちらも内申点は必要になりますが、補正点の仕組みにより内申点がヤバい場合でも、ある程度高得点を取っておけば合格に近づけるという感じですね。

ある意味【一発逆転】が起こり得る試験です。

では、2027年度からはどう変わるのか。

まず2回に分かれていた日程が1本化されます。

どちらも3月頭に実施される感じですね。

ということは、前期か後期のどちらを受けるか選ばなくちゃいけなくなったということ。

ちなみに名称も変更され、

【前期選抜】→【特色選抜】

【後期選抜】→【一般選抜】

となります。

日程が一緒になったので、前期・後期の名称が使えなくなっちゃいました。

そして日程が1本化されたので、この試験の名称は【A日程】と呼ばれることに。

【B日程】も存在しますが、こちらは現在で言う【2次募集】のこと。

なので、あまり縁のないものになりそうですね。

また大きな変更として、【特色選抜でも5教科の学力検査を実施する】ということになりました。

今までの前期試験は学力検査がなかったので、勉強はろくにせずスポーツで進学しようという考えの子は戦々恐々となる感じでしょうか。

そしてこの学力検査にも変化が。

公立高校の入試では1日目に国語・理科・英語を受け、2日目に社会・数学を受けるということになっていました。

しかし新制度からは、1日目に5教科すべて実施されます。

2日目には特色選抜の子が対象の独自検査が実施されるので、一般選抜で受験を考えている子は1日で受験が終わることに。

私立高校の受験は1日で終わらせるので、そういう意味では私立のような受験スタイルになったとも言えます。

また、学力試験での選抜方法も変更となり、【5教科の点数と内申書を点数化したものを合計して、点数が上位のものから選抜する】という形に変わります。

2024年度の入試では、ある学校の1次選考後の選抜基準が、

「5教科250点を80点分に再計算し、残り20点分は内申書を点数化したものを合計して100点満点とする」

のような採点方法となっていました。

このような採点方法を新制度で採用した場合、250点満点では10点分離れていたとしても、この配点に置き換えると2,3点しか差が開きません。

こうなると、内申書の重要性が今以上に高くなりそうですね。

詳細は入試が近くならないとわからない部分もありますが、現段階で考えられるのは、

「中学生になった瞬間からエンジン全開でいかなくてはいけなくなった」

可能性が強くなったこと。

特色選抜でも学力検査が行われるのであれば、中学の勉強をおざなりにはできなくなったと言えますし、一般選抜でも上記のような採点方法となった場合には、内申書をいかに有利な状態にしておくかが合格のカギとなりそうです。

内申書を有利な状況とは、

【定期テストで良い結果を残し続ける】

【授業態度・提出物で抜けがないようにする】

【生徒会や委員会活動、部活動で結果を残す】

ことが必要となります。

生徒会長や部長などは、なりたくてもそう簡単になれるものではありません。

そう考えれば、普段からの勉強で結果を残すことのほうが最優先事項と言えますね。

では中学校のスタートから結果を残すためには何が必要か。

それはもちろん小学生時からの勉強習慣や基礎学力の向上でしょう。

実際新しい入試制度がどうなってくるか次第ではありますが、先に行動して損することはないと思います。

小学生のうちから早めに手を打っておきたいところですね。

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

コメントを残す

*

CAPTCHA