生徒さんに
生徒さん「先生は仕事してないとき何してるんですか―?」
と聞かれることがあります。
僕「youtube見てることが多いかなー」
なんていうと、生徒さん各々にSNS見てるとかゲームしてるなどなど教えてくれます。
ほんと、趣味の選択肢がたくさんあるいい時代になりましたよね。
恵まれてるぜ、現代は。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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中学生たちの多くはインスタやtiktokなどのSNSにハマっている子が多いようです。
面白い人の動画を見たり流行りの歌を知ったり、はたまた友人たちとSNSを使ってコミュニケーションを取っている様子。
僕たちはいまだにLINEを使っていますが、子どもたちは
生徒さん「LINEとか使わないです、今はDMしか使いません」
何やねんDMて。
インスタやその他SNSのDM(ダイレクトメッセージ)機能のことらしく、
僕「えっ、いまLINE使わないの!?」
と驚いたほどです。
それほどまでに子どもたちの生活に浸透しているSNS。
それだけスマホやタブレットが身近になったということなんでしょう。

しかし塾の先生目線でいうと、このSNSなるもの、うまく付き合わないと毒薬にしかなりません。
僕もyoutube見てるとき、目的の動画を見た後に関連する動画などをyoutube側がおすすめしてきます。
意外と良い線ついてくるんですよねー。
こうなるともう沼にはまったも同然。
あっという間に1時間とか過ぎちゃいます。
これは子どもたちも同様で、インスタなんかは目的もなく開いてひたすらスクロールしていき時間を消費していきます。
勉強どころではありません。
問答無用で使うな!と言ってしまえれば良いんですけどねー。
保護者面談の際も、このお悩みを相談される保護者さまが多いんです。
もしお子さんがスマホでSNSやゲームなどに依存してしまい勉強がおろそかになっている場合、以下のような約束をしてみてはいかがでしょうか。
それは【スマホの使用時間・使用場所を会議して決める】こと。
いや普通やん!と思われた保護者さん!
こっからが重要です!
【必ず家族で話し合い、約束したことを書面に残す】
【必ず最終決定はお子さんにさせる】
ということをやってみてください。
おそらく大抵の家庭では、お母様がお子さんに注意し大人側の意見を無理やり約束させているのではないでしょうか。
これだと子どもの意見がまったく入っていないので、子どもたちからすると【理不尽な命令】を受けたことになります。
大人だって理不尽な命令をされたら不満を持ちますよね。
なのでしっかり話し合いましょう。
このときに家族で話し合えば考えの共有ができますし、大勢の人間の前で約束したことは破りづらくなるものです。
そして【最終決定はお子さんにさせる】というのは、お子さんの言い分も聞いて妥協点を探してあげることになります。
上記の【理不尽な命令】な状態であれば、子どもにとって約束を守るメリットがありません。
なにより【命令】なので、約束なんてしていないんですよね。
【自分で決めた約束は守らなくてはいけない】
という心理を利用しましょう。
最後に【書面に残す】意味ですが、人は口約束したことは時間とともに忘れていくものです。
そのときに親から
「約束したでしょ!」
と強く言われようものならイラッとしちゃいますよね。
そしてこれは大人も一緒。
注意した分だけイライラしなくちゃいけなくなります。
いつもお母さまばかり注意して、お父さまからは注意しなかったりすると余計イライラしちゃったり!
イライラするって疲れますよね。
なので書面に残したものを、家族全員の目に触れる場所に貼っておきましょう。
時間経過とともに忘れていく約束を見続けていけば忘れづらくなっていきますし、守るべき内容を意識するようになります。
家族会議したり書面に残したりするのは少しめんどくさいと思うでしょうが、現状のままでは何も解決しません。
解決するためには、まずは大人から行動を起こしましょう!
【千里の道も一歩から】です!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪