学習塾キャリコ

調べよ、さらば与えられん。

先日生徒さんから、

ワッフルとスコーンを頂きました!

本当にありがとうございます!

ホワイトデー、卒塾生からの贈り物などで我が家の食卓にはたくさんのお菓子が♪

食事が終わったあとに少しずついただかせてもらってます♪

食後に甘いものがあるって幸せですね♪

そういえば先日友人にあった際に、

「(身体)だいぶ丸くなってね?」

と言われました。

まぁ春なんでね。

丸くもなりますよ。

しらんけど。

体重計?1年は乗ってないわ。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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ちょっと前のブログでも書いてたのですが、

「英単語くらい自分で調べろ」

的な話。

キャリコのインスタを投稿してた際に、たまたまよその塾の先生も【自分で調べることの重要性】について言ってたので「やっぱそうよねー」となりました。

「塾に教えてもらいに言ってるのに、自分で調べなくちゃいけないの?」

と思われる保護者さんもいらっしゃるかもしれないですね。

結論から言うと、自分で調べると言う行動は絶対にしなくてはいけません。

勉強には【インプット】と【アウトプット】という行動が必要です。

【インプット】は勉強を覚えること。

【アウトプット】は覚えたことを使って問題を解くこと。

どれだけ多くの時間を使って【インプット】したところで、【アウトプット】できなければ点数には繋がりません。

よく

「問題をたくさん解きなさい!」

なんて聞かれるかもしれませんが、これが【アウトプット】をしている状態。

点数が取れない子どもたちは、この【アウトプット】がとことんヘタクソです。

んで、習ったのに問題が解けないのであれば【アウトプット】に問題があるわけですが、じつはそれ以前の【インプット】の段階で問題が発生していることもあります。

ここで問題です。

【授業を聞いているだけの生徒】【授業を聞きながらノートを取っている生徒】、どちらが成績は上がりそうでしょうか。

おそらく【授業を聞きながらメモを取っている生徒】と考えることでしょう。

まあ当たり前ですよね。

ぼくらの時代もそうやって授業を受けていましたし、そうするのが普通ってもんです。

、、、実はこれが間違いらしいなのです。

これ、ある程度勉強ができる子たちは【授業を聞きながらノートを取る】ことができます。

しかし勉強が苦手な子たちはノートをまとめることに必死になりすぎて、先生が話していることや重要なところを聞き逃すことが増えてきます。

僕も授業をしながら、

「(あっ、、、この子またメモ取ってる。ほら、今から大事なところ言うよー?)」

なんて考えながらやってます。

僕が気づいたときには少し時間を調整しながら授業をしますが、気づききれなかったらもう進んでいくしかないですよね。

また、残念ながら授業を受けているのはその子だけではないので、どうしても融通を利かすのには限界があります。

テンポの悪い授業というのは、やってるこっちも気持ち悪いですし、受けている子どもたちにとってデメリットしかありません。

また、女子に多い印象ですが、カラーマーカーを何色も使ってきれいなノートを取ろうとするんですよね。

僕「ピンクのとこが重要なところよね?この黄色のところはなに?」

生徒さん「ちょっと重要なとこです!」

僕「こっちの緑は?」

生徒さん「地味に重要なところです!」

僕「、、、こっちのグレーは?」

生徒さん「なんとなく重要かなーって」

こんなこと授業中にやってるから、そりゃあ話も聞き逃します。

ちなみに某有名なアメリカの大学の研究では、その子の脳のワーキングメモリーに応じてノートを取るかどうか判断したほうが良いとのことです。

ワーキングメモリーとは、与えられた情報に対してどれだけ記憶を出し入れできたり、どれだけ処理できるかの能力のこと。

この能力が高い子ほど、複数のタスクを実行できるようになり、成績も上がりやすくなります。

じゃあこれが低い子はどうなるか。

【ノートを取る】という一つの行動に夢中になりすぎて、授業を聞くということがおろそかになっていきます。

そうなったら成績向上はかなり厳しいものに。

なので、このワーキングメモリーを鍛える必要があるのですが、そう簡単には鍛えられないとのことです。

さぁどうしましょ。

こうなったらシンプルにやることはひとつです。

【とにかく覚える量を増やすこと】

これに尽きます。

その中で、どの成績帯の子でもけっこう効果が出やすいのが【五感を使って覚えていく方法】です。

なんかそんな話以前したなーと思ったので、ここに貼っておきます。

【五感をフルマックスで使って勉強しろ!】

勉強をただ教わるだけでは【聴覚】と【視覚】をメインに使うことになります。

しかし自分で辞書や教科書・参考書を使う際には【触覚】が追加されます。

また【視覚】においても、今まで通りのテキストしか無い風景から、辞書や参考書などが入ってくる視界に変化します。

こういった小さな変化に、脳が反応していくのですね。

ちなみにキャリコの授業では【ノート(メモ)取りなさい】とは言いません。

僕が教えたことをしっかり集中してインプットしていき、テキストを解くときにアウトプットをしていってもらいます。

ちなみに僕がおこなっている指導では、

①授業の内容やテキストの解説部分を最初にしっかり頭に叩き込む。

②内容を頭に入れてから問題に取り組む。

③できる限りそのページ(もしくは大問)はノーヒントで解いていく。

④丸付けをし、間違っていたら解答解説に目を通して「何が違ってこの間違いになったのか」を考える。

⑤エラーの対処法を再確認し、間違った問題の解き直しをする。

⑥それでもわからないときに初めて質問をし、解き方を習う。

というのをベースに指導しています。

これは小学生も中学生も同様です。

もちろん学年によっては難しかったりしますし、生徒さんの個々の能力によっても変わってくるので、その点はこちらで判断しながら指導しています。

「わからないから質問する」のはもちろん重要です。

しかし、何がわかってないのか理解していないまま質問していては、びっくりするほど成長しません。

ただ答えを聞いてるのと一緒ですからね。

覚えるためにいっぱい脳を動かした子には、最終的に大きな力に変わります。

これは中学・高校・大学・社会に出ても使える力だからです。

今のうちにしっかり力をつけてもらいたいものですね♪

勉強は他人に甘えれば甘えるほど成長していきません。

常に【自分で調べる】ことを意識して、調べる道具は常に机の上に出しておく。

そうして日々勉強に取り組んでいってもらいたいものです!

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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