先週行われた私立奨学・専願入試。
先週末に1人、今週頭にかけて全員の合否がわかりました。
結果は、、、
5人が合格していました!
本当におめでとう!

人生初の受験でみんな緊張したと思いますが、とりあえず第一関門を突破できて安心しました!
本日公立前期試験に臨んでいる子もいますが、この調子で公立試験も突破して行ってもらいたいところですね!
マジのガチでおめでとう!どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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しかし残念なことに2名の生徒さんは不合格となってしまいました。
僕としても本当に申し訳ない気持ちです、、、
この子たちに関わらず、みんな必死で頑張って勉強を続けていました。
中2の頃から見させていただいている子に関してで言えば、中3になって気持ちが大きく切り替わっていっぱい勉強するようになりました。
そしてメキメキ成績も伸びていき、当初予定していた高校よりも1,2ランク上の高校へ挑戦することに。
最後の模試ではC判定と、どっちに転ぶか判断が難しいところではありましたが、冬期講習後にもしっかり力をつけていたので、これはいい勝負ができるのでは?と思っていました。
そしてもうひとりの子も最後の模試ではC判定でしたが、B判定に近いC判定ではありましたので、おそらく大丈夫かな、という感じでした。
しかし結果は違い、残念なことに。
去年は全日程において奇跡的に不合格者なしの負けなし受験だったので、このくやしい気持ちを少し忘れていたのかもしれません。
今までも不合格になる生徒さんはもちろんいました。
それでも教え子が不合格になってつらい気持ちになっているのを見ると、やはり僕もつらくなってしまいます。
もっとできることがあったんじゃないか?とか、進路指導でワンランク下げた高校を勧めるべきだったのではないかとか。
けれど、僕としては
【本人が希望する志望校へのルートを応援したい】
というのがベースにあります。
塾によっては、
「君の力ならここの高校じゃなくワンランク上の この高校のほうが良いよ!」
と指導するところも。
これは本人のためを思ってのこともあれば、塾の実績を上げるためというのもあると思います。
逆に学校の進路指導では、一か八かをさせるのではなく、確実に入学できる高校を勧めるというのもあったり。
これも生徒さんに浪人させるような事になってはいけないと、学校の先生なりの配慮なんだとおもいます。
もちろん保護者さまの意見もあります。
「本人はここに行きたいと言うけど、親としてはワンランク下げた高校のほうが確実に合格できるので、そっちのほうが良いんじゃないかと思う」
などなど。
いろんな考え方があるので、何が正解かは判断が難しいところです。
だからこそ僕は【本人の希望する志望校】を応援することにしています。
その子の人生においての主人公は、塾の先生でも学校の先生でも保護者さんでもありません。
その子自身の人生なのです。
誰かに引かれたレールをたどるだけの人生なんて、その子にとってどれだけ意味があるのか。
そのレールをたどる人生を過ごしていて、誰もレールを引いてくれなくなったらどうするのか。
結局人生って自身が決めていくものじゃないですか。
だからこそ様々な選択において、本人の意志を尊重したいのです。
もちろん決めたからには、その子も腹をくくる必要があります。
誰かに決められた進路であれば、何かと理由をつけて逃げることが可能です。
しかし自分で決めた進路であれば、逃げることはできませんし、そもそも逃げるという選択肢を取らなくなるのではないでしょうか。
今回の不合格だった生徒さんたちもそうですが、
【自分で決めた進路だからこそ勝負をした】
と思います。
不合格だったと僕に伝えてくれた後も、
「次の一般では合格できるようがんばります!」
と前を向き、覚悟を決めていました。
誰一人、
「誰々のせいだ、誰々に言われたからそうしたのに」
なんて言葉は発していませんでした。
彼らの人生において、これから様々な挫折や苦労があると思います。
今回の不合格もその一つとなったでしょう。
この挫折を乗り越えて、次の勝負、これからの人生で大きく羽ばたいていってもらいたいと思います!
そして、不合格となってしまった生徒さんの保護者さま、大変申し訳ございませんでした。
僕自身、この失敗を糧にして彼らの次の合格へ修正していきたいと思います!
今後もどうぞよろしくお願いいたします!