学習塾キャリコ

文房具の〇〇の消費が多い子は勉強していない可能性アリ?

以前本屋さんでこんな文具を見つけました。

はがせるマーカー!

ちょっと便利そう。

書き込みができないものに対して使うことができるようです。

また、このテープの上から書き込むこともできるんだとか。

ほーん、便利そう。

色もたくさんあってきれいですね♪

まぁいらんけど。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

子どもたちが普段使いまくってる文房具。

鉛筆、シャーペン、消しゴム、ボールペン、定規にコンパスなどなど。

筆箱の中にはたくさんの商売道具が入っています。

僕調べでは、お小遣い制のご家庭でも文房具に関しては保護者さんが別枠で買ってくれることが多いとのこと。

「お菓子やマンガなどだったらお小遣いでやりくりしてもらいたいけれど、勉強道具なら仕方ない」

ということなのでしょう。

さぁ、ここでぜひ保護者さんに思い出していただきたいことがひとつ。

【お子さんの文房具でよく買っているもの】

って把握されていますか?

ある文房具の購入が多い生徒さんは、もしかしたら学校や塾での勉強に集中していない可能性があります。

さて、その文房具とは、、、、

ズバリ!【シャー芯】です!

「いや、シャー芯なんて勉強すれば消費するものNo.1でしょ?」

「間違ったら消したりするし、ちゃんと勉強している証拠なんじゃない?」

もちろんその可能性もあります。

しかし、僕が今まで子どもたちを見ていた中で集中して勉強できていない子、成績が悪い子に共通しているのは、

【授業後、机の上に折れたシャー芯が大量に残されている】

【授業中、しょっちゅうシャーペンをいじってシャー芯を出し入れしてる】

ということです。

これは単純に、授業や勉強に集中していないから手遊びをしてしまうわけですが、消しゴムやシャー芯はその被害者になりやすいということ。

ただ、消しゴムに関しては通常の使用でも崩れていくことが多々あるので、ここはなんとも言えない範囲。

あっ!明らかに消しゴムに空くはずのない穴が空いてるのは論外ですよ!

しかしシャー芯はそう頻繁に折れるものでもありません。

「いやいや!けっこう折れますって!」

そういった生徒さんのシャーペンを見てみると、ほとんどの場合0.3のシャーペンです。

筆圧がコントロールできてないのに、そんな細いシャー芯使ってるから折れるって話です。

仮に0.5でバキバキ折っていくのであれば、正直シャーペンの使用をオススメしません。

鉛筆からやり直しですね。

また、机の上に残されたシャー芯たちを見ていくと、ほとんどが使用中に折れた長さ(2mm以下)でなく、10~20mm程度の長いものばかり。

そんな長くしてシャーペン使うことありませんよね。

通常のシャー芯は60mm程度なので、こんなことしていたらあっという間になくなっていきます。

大抵の場合は、シャー芯をシャーペンの先っちょから出し入れして折ってることが多いです。

「違うんです!シャー芯が詰まって出てこなくなったんですよ!」

しょっちゅうそんなことしてるから詰まるんですよ。

僕が使用してるシャーペンはもう7年は使ってますが、詰まって修理したことは2回ほどですし、文字を書く機構ではないところが壊れたくらいで未だ現役。

生徒さんへの指導中に上部が飛んでって笑いが起こりました。

もちろん逆からシャー芯をいれるなんてことはしたことありません。

3~400円程度で買ったものがここまで現役で稼働できるんですから、日本の技術はすごいものです。

余談ですが、機械いじりが好きな僕はシャーペンの修理もやったりします。

キャリコを開いてからでも、子どもたちから直してほしいとお願いされたシャーペンは10数本にのぼります。

一本だけ根本から折れてるので修理不可な物がありましたが、それ以外は【芯戻り止め】と呼ばれる部分に大量の芯の削りカスが詰まっていました。

僕「これ逆からシャー芯入れてるやろ?」

生徒さん「入れてます!だって出てこなくなるもん!」

これをすると、【芯チャック】と呼ばれてる部分と芯がこすれ合うことで削りカスが出てくることに。

この削りカスが【芯戻り止め】に溜まることで芯が出なくなってきます。

シャー芯を出しすぎて戻すこともあるでしょうが、できるだけこれも避けたほうが良いです。

出しすぎず勉強しましょうね。

また、逆から芯を入れると この【芯戻り止め】が外れたり【芯チャック】を破損させてシャーペン自体が使えなくなることもあります。

シャー芯どころかシャーペンごと買い替えることも多々あるでしょう。

シャーペンって普通に使ってたら、マジでめったに壊れませんからね。

このようにシャー芯の消費が異常に多い場合、勉強に集中していない可能性がかなり高いです。

集中していないということは、もちろん成績が上がることはないということ。

理由は明白ですね。

ちなみにシャー芯1本で書ける長さは、なんと240mも書けるんだそうです。

んで、とある人が検証していたのですが、シャー芯1本で書ける文字数は なんと5,600文字!

時間にして2時間程度書き続けたようです。

0.5mmのシャー芯なら40本入っているものが多いようですので、

距離:240m × 40本 = 9,600m

文字数:5,600文字 × 40本 = 224,000文字

時間:2時間 × 40本 = 80時間

これだけ使うことができますね♪

もしシャー芯を4回買ったら、距離にして地球1周分の長さを書いたことと一緒になるなんてロマンが溢れてます♪

トリビアとしてお子さんに話しつつ、集中して勉強に取り組むよう釘を指しちゃいましょう♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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