学習塾キャリコ

思考×行動量×気合=成長の方程式

実は夏期講習中、定期的に卒塾生が朝から来てくれています。

別に本人の勉強をしに来ているわけではありません。

なんと、小学生の子たちに勉強を教えてくれているのです!

塾に在籍していた頃は、保育士さんになるのが夢だったこの子。

しかし高校に進学して視野が広がり、

「小学校の先生になるのもアリかもっておもった!」

と、僕に話してくれてました。

そんなこんなで夏期講習中、小学生たちに勉強教えてみない?と話をすると、、、

「する!します!」

と、快諾してくれたのでした♪

夏期講習が始まる前には、

「ちゃんと教えられるようになりたいけん、予習しときたい!」

と、言ってきたので、夏期講習で使う予定のテキストを渡しておきました。

勝手な考えですが、こういうときって

「小学校の勉強くらい楽勝でしょ!ぶっつけ本番で大丈夫!」

と、考えてしまう子が多いと思っていましたが、結果は全然違いましたね。

ほんと、真面目ないい子です♪

この子のような子たちにじゃんじゃん学校の先生を目指してもらいたいのと同時に、国は早急に学校の先生たちへの【本当に必要な】支援策を実行してもらいたいものですね。

「学校の先生大変らしいですね、まぁ、給料が多ければ文句ないんでしょ?じゃあお給料数%上げてやりますよ」

じゃないんですよね。

まずは経験の浅い先生たちへの研修制度の充実と長期研修期間の設定、それから人員の確保、労働時間の軽減に本来必要な業務へ集中できる環境づくり。

人のやる気を食い物にするようなやり方をやっていては、優秀な人材は集まりませんし、人は育ちません。

子どもへの教育は、将来の国を発展させるための大きな仕事。

【子ども=国の宝】

行政にこそ動いてほしいものですね。

しかし、、、

学校教育に不信感や物足りなさを感じているからこそ、キャリコのような弱小塾にも生徒さんが来てくれて運営できているとも言えます。

学校教育に不満がなければ、塾なんて必要とされませんからね。

つまり学校教育が充実すれば、キャリコは潰れてしまうということに。

さて、どうしたものか。

潰れたら猫カフェでも始めるか!

猫カフェ キャリコ、割としっくりくる説。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

夏期講習の初日、どの学年にも伝えたことがありまして。

それは、

「できるとこを解くだけなら成長しない。間違ったところをやり直しして、質問して、自分の力で解き直すことを、この夏期講習中に身に着けなさい」

ということです。

ちょっと前のブログでも書きましたが、すでにできるところだけやっても成績は伸びません。

できないところを解けないままなのですから。

じゃあ習ってしまえば解けるようになるかといえば、それも微妙なラインです。

どれだけ正しい解き方を教わっても、答えを聞いて満足していたり、解き直しを全くしなければ意味はありません。

本人がどう解くのか理解していないなら、それはどのみち解くことができませんからね。

【どの問題のときにどう解くのか】

これが頭の中でリンクしていないと、どんなに解き方を知ったとしても使いこなせないのです。

そしてもう一つ重要なのが、

【自分の弱点を知ること】

になります。

自分の弱点を潰すことで、できないことが減って点数が伸びていきます。

弱点がわかってないのにただただ漠然と勉強しても、時間のムダになりかねません。

「連立方程式の計算は完璧に解けるけど、文章題になると全然解けないな、、、」

と、弱点を分析できていれば、この後に文章題をガッツリ練習することで点数に繋がります。

勉強って一方的に教わるだけじゃ成長していきません。

自分の弱点を分析する【思考】をし、その弱点を潰すための【行動量】を確保することが大事なんですね。

そしてここに【気合】が入れば、より大きな成長をすることができます。

「弱点もわかってるし、問題の数もたくさん解くよ。でもやる気は起きないんだよねぇ」

となってしまえば、10問解くのに3時間とか かけてしまうこともあるでしょう。

「ここをできるようになれば間違いなく点数が上がる!よっしゃ!やったるぜ!」

と、やる気に満ちていれば、1時間で終わるかもしれませんよね。

上記の3時間の子と1時間の子で考えれば、2時間の差が発生するので、ここで他の勉強をすることも可能になるわけです。

【思考】×【行動量】×【気合】=【成長】

となっていくのですね。

ちなみにお手伝いに来てくれている高校生の子は、1学期の評定が4.6あったそうです。

中2まで定期テストの合計が50点くらいしか取れなかった子でも、きちんと分析して行動していった結果、高校で大進化を遂げているのですね。

中3のときからそうでしたが、

「どこやったら成績伸びる?どこできるようになったら合格できる?」

と、よく聞かれていました。

また、

「ここの単元できるようになった!見て!(ドヤッ」

「ここはまだ出来んけん、プリント作ってほしい!」

などなど、自分の分析もしっかりこなしてくれていましたね。

こちらの指示をきちんと聞いてくれて、正しく行動してくれていました。

どの子にも言えることですが、

【気づいたときが変わりどき】

ですし、

「言われたこと、全部やる」

ことが成績アップの最短ルートです。

早めに気づいて、早めに変わっていけるよう、塾生の子全員にこれからも指導していこうと思います!

今後もどうぞよろしくお願いいたします!

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