先日面談をさせていただいた際に、
「先生忙しくてご飯作る時間とかないでしょ?これで楽してください♪」
と、

ギョーザをいただきました!
さらに!
「これ、仕事の合間につまんでください♪」

お菓子まで!
もう本当にありがとうございます!
嬉しすぎて、食欲がおさまりません!
でもですよ?僕はまだ独身なので楽な方なんですよね。
ご飯作る気ないときには、仕事終わりにマックとか買いに行ってしまえば済んじゃうのです。
そういう意味では、本当に楽をしたいと思っているのは保護者さまたちだと思うんです。
毎日毎日お仕事もされて、家に帰ったら家事があり、子どもたちの塾に合わせてお風呂やご飯の準備までされて。
僕なんかよりはるかにハードワークされてることかと思います。
そんな大変な毎日を過ごされているのに、僕の心配までしていただけるなんて、、、
母という存在は本当に偉大ですね!
自分の母に対してもそうですが、世のお母さま方には本当に頭が下がります!
母の愛ってガチえぐい!どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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さてさて今回も番外編。
日々、子どもたちの勉強や成績を考えられている保護者さま方の中には、
「塾では勉強してるだろうけど、家では全然しないんですよね、、、家でも勉強するように問題集とかたくさん買ったほうがいいんですか?」
と質問をいただくことがたまーにあります。
今回はそんな
【問題集は何冊も買ったほうがいいの?】
について書いていこうと思います。
結局のところ、成績の良さって言うのは頭の良さではなく【経験値】です。
100の問題が解ける子より、200の問題が解ける子のほうが成績は良いに決まっています。
どうやってそうなったか。
たくさん問題を解いて練習したからです。
「じゃあたくさん問題集を買っていっぱい解けばいいってこと?」
残念ながらそれも違います。
どんなにたくさん問題集を買ったところで、内容の7~9割以上はカブっています。
「サルでも分かる!基本の数学」
みたいな本から、
「日本の最難関校を目指す!最強の問題集!」
このくらいまで幅があっても、半分近くは内容のカブリがあります。
そう考えると、同じレベル帯の問題集というのは、ガチで違いがないのです。
んで、本当に必要なやり方というのは、
【1冊の問題集を何度も何度も解き、わからないところがなくなるまで使い倒すこと】
です。
これができて初めて、別の問題集に移ると良いでしょう。
わからないところを放置したまま別の問題集に行ったところで、結局そっちの問題集で出てくる似たような問題に手が出せません。
テキストをこなす(進める)ことだけに満足し、成績が上がらないなんてことになるのです。
たかだか1回問題に触れたくらいで解けるようになれば、それは優秀すぎる人間です。
多分頭の中にAIが入ってますよ。
何回解くかは重要ではありません。
解けるようになるまで解くことが重要なんです。
また、問題集のレベル選定も重要な要素です。
難しい問題集を解けば頭が良くなるわけではありません。
塾にも通わず、学校の副教材程度のレベルしか解いていない子ですら、中には済々黌へ合格していく子もいるわけです。
これはつまり、
【その問題に対してどういう方法で解くか】というアイテム(知識)を持ち、【そのアイテムをどれだけ使いこなせるか】という経験値を反復を通して身につけることが重要ということになります。
ぼくも難しい問題を解くとき、問題を見た瞬間に
「まぁ、とりあえずこのやり方でやってみようかな?」
と使えるアイテムをまず意識します。
そして解いていく過程で
「あっ、なんか違うわ。じゃあこっちのやり方にしてみよう」
とか
「はいはい、いけそうね。んじゃこのまま進めていこう!」
みたいな感じで調整していきます。
これを積み重ねておくことで、あらゆる問題に出くわしたときに、
「なんか前見たことあるわ、多分これで解けるな」
と手が動くようになるんですよね。
簡単な問題でも難しい問題でも、【こうやって解けた】という経験値が必ず活きてくるんですね。
ということで今回の答えは、
「何冊も買い揃える必要はない。まずはその1冊で解けないところがなくなるまでやり込む」
「そこまでやり込んだら次の問題集を考える」
という感じです♪
ぜひ家庭学習の参考にしていただけたらと思います!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪