学習塾キャリコ

学校の先生にちょっと物申したい塾の先生。

今年の流行語大賞が発表されましたね。

今年の大賞は【村神様】だそうです。

日本人最多56本塁打、最年少3冠王、史上初5打席連続ホームランなどなど、数多くの記録を樹立したヤクルトの村上選手。

熊本出身で九州学院卒ということもあって、熊本のニュースでも頻繁に出ておりましたね!

しかもまだ22歳。

ほんと、「すげぇ!」の一言に尽きます!

来年も野球界を盛り上げていってもらいたいですね♪

と、野球にそこまで知識のない僕がお送りしました!

いまだにダイエーホークスって言っちゃうレベル。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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先月、【職員室の会話が漏れて生徒が不登校に】というニュースがありました。

多分世間の意見としては、

「先生たるものがけしからん!」

「子どものことを悪く言うなんて!」

などなどの意見があったのではないかと思います。

しかし先生だって人間です。

同じ人間として子どもたちを見ていれば、不満のひとつやふたつ出てくることもあるでしょう。

そしてその中には他の先生との情報共有であったり、アドバイスをもらう機会も含まれると思います。

「〇〇さんはいつも授業中寝てばっかりいるので困ります、、、どうしたらいいんですかね?」

「△△くんの進路、正直厳しいですよね。どう指導していきましょうか?」

などであれば理解できます。

しかしこれが生徒さんへの誹謗中傷であったり、あまり知られたくない家庭環境などは話すべきではないですよね。

報道では【生徒への悪口も含まれていた】とあるので、そういうのは問題でしょう。

職員室での会話は、あくまで仕事場での会話に適したものであってほしいものですね。

と、ここまでのものはあくまで身近ではない学校の話。

ここからは先日生徒さん・保護者さんに実際に起こったお話です。

今中3生たちは三者面談の真っ最中。

共通試験が終わって、進路の最終確認をしているところですね。

以前は2回あった共通試験も、今は1回のみ。

学校の先生からしたら志望校合格判定の判断が難しくなったことと思います。

そんな中で保護者様から、

「三者面談でボロクソに言われて、ショックが隠せません。」

と、ご連絡をいただきました。

その生徒さんは第1志望校にはまだD判定ほど。

まだまだ頑張らなくてはいけません。

しかし、面談で上がった第2志望、第3志望の高校はB判定が出ている状態。

これは模試の結果などで確認できている事実です。

それなのに、

先生「この成績じゃどこも絶対に受かりません。〇〇高校や〇〇農高に変えましょう。」

と言われたそうです。

ちなみに〇〇高校や〇〇農高は、この子の進みたい学校ではありませんし、ぶっちゃけ名前を書けば受かるレベルの高校です。

また、不合格の根拠となる部分や数字については何もお話してくれなかったそうで。

生徒さん本人も塾の帰り際に今回の面談のことを話してくれて、

「あんなにボロクソ言われるとは思っていなくて、正直泣きそうになりました。」

そりゃそうです。

塾では、

「あと○点上がればボーダー(C判定)に入りそうだよ!もうひと踏ん張りだよ!頑張っていこうね!」

と鼓舞して本人もその目標を達成するために日々努力しているのに、学校では一言【絶対に無理】なんて言われたら傷つくに決まっています。

もちろん学校の先生の言い分というか、お仕事もわかります。

塾に行ってるかどうかは関係なくて、共通試験の成績を見て判断しなくちゃいけないですし、その生徒さんを浪人させてしまうことも許されない。

その子が必ずどこかしらの高校に入れるために指導をしているというのも理解できます。

しかし、、、だからといって子どもの目標や自尊心、努力をすべて踏みにじってまでそれを言うべきなのか?とも感じてしまいます。

もっと言い方があったのではないでしょうか、、、

また、朝の自習時間があるらしいのですが、その子は塾の課題などを毎日しっかりしていたそうです。

それなのに面談のときには、

先生「朝自習のとき、よく居眠りをしています。」

と言われたらしく、かなりショックを受けていました。

ちなみにその子は1度も居眠りをしたことはないとのこと。

生徒さん「わかってはいましたけど、〇〇先生は自分のことまったく見ていないんだなってあらためておもいました、、、」

そう話す彼を思い出すと、今でも心が痛みます、、、

生徒さんや保護者さんの話を聞いて100で信じている状態なので、その先生からお話を聞いたらまた違うことがわかるかもしれません。

しかしそれ以上に【言葉】の選び方が良くないのでは?とも思います。

僕のブログでも度々お伝えしていますが、【言葉】というものは人を応援する【燃料】にもなれば、人を傷つける【刃物】にもなります。

はたして学校の先生が【言葉】【刃物】として扱うことが正しいと言えるのでしょうか。

僕はそうあってほしくないと思います。

大人と子どもではたしかに立場が違います。

子どもという存在は社会的に見れば【弱者】なのです。

だからこそ大人という【強者】が舵を取り、良い方に導いて上げる必要があるのではないでしょうか。

【弱者】を叩き、潰すことが正解とは僕には思えません。

ニュースにもなった「生徒への悪口」が漏れた先生方もそうですが、【言葉】の重みをぜひ知ってほしいと思います。

、、、なんてこと言ってるうちは、僕もまだまだ青いんでしょうね。

けれどこの青さも自分の長所として、これからも忘れずにいきたいと思います!

今後もどうぞよろしくお願いいたします!

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