先日、テスト対策で日曜日に教室を開けているときのこと。
ある保護者さまから差し入れをいただきました!

うおぉぉぉぉぉぉぉ!チョコ!
本当にありがとうございます♪
しかもストレスを低減してくれるという効果つき。
ありがてぇありがてぇ!
甘いもの食べてストレス抹消します!
ノーストレス生活送りたい。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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お子さんの成績を上げるために、ブログの中でよく「お子さんの行動を変えさせましょう」という話をすることがあります。
結局勉強って本人がしなければ何も得られませんもんね。
しかし、じつは保護者さんの行動が子どもの成長を阻害している場合もあったりします。
今回は保護者さんがやっていたらお子さんの成績向上にとってマイナスになってしまう、今すぐやめるべき行動を4つ紹介しようと思います。

1.約束を守らない
人としても最低な行動の一つである、約束を守らないという行動。
保護者さんが約束を守らないと、お子さんにとってどんな影響があるか考えたことはありますか?
例えば、
「次の定期テストで英語が30点取れたら何でも買ってあげる!」
なんて約束したとしましょう。
そしてお子さんは勉強を頑張り、目標が達成できたとします。
その際に、
「うんうん、よく頑張ったね!あなたはやればできる子なんだから♪次も30点取れたらほんとに買ってあげるね!」
などとテキトーなことを言って物を買ってあげず約束を破ったとしましょう。
これは子どもたちにとって、最大の裏切り行為と認定されます。
自身に置き換えて考えてみてください。
約束を破った相手を好きになりますか?
信用できますか?
今後何か目標を与えても、
「どうせまた騙すんでしょ」
と、やる気を起こすことはありません。
褒めときゃいいって話じゃないんです。
そして最悪な場合は、これを家族以外にも考えてしまうようになること。
友達や学校の先生などとの約束であったとしても、裏切られた思い出が蘇り、
「どうせこの人も嘘つくんだろうな」
と、なってしまう可能性があります。
実際に子どもたちから聞いた例では、
「合計○○○点取れたらスマホ使う時間増やしてくれるって言ってたのに、言っても制限解除してくれない」
「テスト終わったらゲーム返してくれるって言ってたのに、成績悪かったからって返してもらえない」
なんてのがありました。
マジで良くないです。
物で釣ること自体は悪くありませんが、親の都合のためだけにお子さんを裏切るようなことだけはやめましょう。
大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては大きな傷になりますよ。

2.私じゃわからないから他の人に聞いて!
お子さんから勉強の質問をされたときに、忙しかったりめんどくさかったりすると、
「ママじゃそれわかんないから!パパに聞いて!」
なんて言うことありませんか?
最悪お父さまに聞いて解決したら良いのですが、そのお父さまも
「パパもわかんないから、明日先生に聞いてこい」
となってしまう場合も。
もちろん正解が出せないこと自体は悪いことではありません。
普段使わないことは人間誰しも忘れちゃいます。
ただ、これの危険なことは、お子さんが「わからない」という口癖を使うようになることにあります。
「『わからない』と言えば許される・逃げられる」
という認識を持っちゃうんですね。
塾で指導していると、当たり前ですが子どもたちから質問が飛んできます。
このとき、成績も悪く、勉強慣れしていない子たちの質問は、
「先生、わかりません」
と言って、どこがわからないの?と確認すると、
「全部」
とか
「どこがわからないかわかりません」
と言い出します。
1mmも教わっていないならまだしも、教えたあとでも平気でこう言ってきます。
もっと言えば、問題を読んで理解できなかった瞬間に「わかりません」と言い出します。
考える気0ですね。
こういった状態で勉強していると、先生が出した答えであっても、まるで自分で正解したかのように満足してしまいます。
そりゃ成績が上がるわけないです。
じゃあ勉強慣れしている子はどういう質問するかと言えば、
「ここまではできたんですけど、ここから先のやり方がよくわかりません」
「多分こういうことしなくちゃいけないのはわかるんですけど、式がたてられません」
というふうに、正解できなくても取り組んだ形跡が見られます。
何をしなくちゃいけないのかを少しずつ積み上げていくことで、できることが増えていきますね。
じゃあ、上にあったようなことが発生したとき、保護者さんはどう対応すればいいかと言うと、
「うーん、ママもこれの解き方忘れちゃった、、、」
「一緒にテキストを確認してみよう!」
みたいに一緒に協力してあげると、お子さんも
「わからなくても考えることが大事なんだ」
と、肌で感じていきます。
最悪、考えるフリだけでもいいです。
最終的には「塾や学校の先生に聞いてみてごらん?」と投げちゃいましょう。
3分だけでいいので、ぜひ
「わからなくても逃げない」
ということを意識させましょう。

3.答えを与える
先ほどの「『わからない』で逃げない」のところの真逆のような話にはなります。
お子さんからの質問に答えられるのであれば、バシッと答えてあげるのがいいでしょう。
しかし、この答え方にも闇が潜んでいます。
保護者さんが1から10まで完璧に解いちゃうのは絶対にダメです。
例えば分数のたし算の質問が出たとしましょう。
このときに、
「分数のたし算のときには、まず通分をしなくちゃいけないよね」
「通分っていうのは分母を合わせることね」
「最小公倍数で合わせていくよ」
「そうしたら分母が同じ数になったよね」
「分母を◯倍したのと同じように、分子も◯倍するよ」
「これを両方ともやったら、最後には分子だけたし算すれば良いんだよ」
「すると答えが◯になったね。こうやるだけでいいんだよ」
と教えたとします。
別に悪くなさそうですよね?
これのいけないところは、【子どもに考えさせる余地がなかったところ】です。
解き方がわからない以上、解き方を覚えさせなくては今後似たような問題が出たときに解けなくなってしまいます。
また、このような教え方をしてしまうと、
「わからないと言えば、親が答えを出してくれる」
となり、考える習慣がなくなっていきます。
そうなると上記にあったような、
「『わからない』と言えば物事が解決する」
というダメ思考に陥ってしまうのです。
上記の場合、例えばこんな感じで教えてみましょう。
「分数のたし算のときには、まず何をするんだったっけ?」
「そうだね、通分っていうのするんだよね」
「通分ってどんな数で合わせればいいんだったっけ?」
「そうそう、最小公倍数で合わせていくんだったね」
「そうしたら分母が同じ数になったよね」
「じゃあ分母を◯倍したらさ、分子はどうしよっか?」
「そう!分子も◯倍するんだよね」
「これを両方ともやったら、最後には分子だけたし算すれば良いんだよ」
「すると答えが◯になったね!やったね!自分でここまでできたじゃん♪」
これはものすごく順調に進んだときだと思います。
箇所箇所で忘れている所があれば、その都度教えてあげればいいでしょう。
お子さんが世界で一番可愛いのはわかります。
でも、何でもしてあげればいいってものではありません。
その子のためを思うのであれば、しっかり考えさせる習慣や自分でするという習慣を身に着けさせましょう。

4.他者と比較する
小・中学生のコミュニティは、大人のそれと比較するとものすごく狭いもの。
そんな子どもにとって保護者というのは、ものすごく大好きで、かつものすごく影響力のある人間なんです。
そんな大好きな人から、
「〇〇ちゃんはほんと頭がいいね。あなたも〇〇ちゃんと同じくらい勉強できたらよかったのにね」
「〇〇くんは地頭が良いからねぇ。あんたとは大違いね(笑)」
みたいな比較をして我が子を下げてしまうと、お子さんは苦しく、悲しくなってしまいます。
また、
「わたしたちの子だから、きっとあなたも頭良くならないね(笑)」
なんて自虐もよくありません。
今だから言えますが、僕は子どものときに親が他人と話していたとき、
「もうほんと!うちのはバカ息子なんで(笑)」
みたいな言葉に、子どもながらめちゃくちゃ傷ついてました。
学校のテストだってちゃんと100点取ってるし、クラスで一番早く解き終わるようにいっぱい頑張っているんだよ?
授業のときもいっぱい手あげてるし、みんなができなかったところ答えられて「すげー!」ってなってるんだよ?って。
今でこそこれは大人の謙遜だったと理解できます。
しかし今でも覚えているということは、子どもの頃の自分にとってトラウマものの悲しい出来事だったのだったわけで。
お子さんの成績が良くない現実があったとしても、他者と比較するのは親の仕事じゃなくていいんです。
そういう嫌われ役は学校・塾の先生に任せましょう。

いかがだったでしょうか?
ついつい目の前の成績に目がいきがちですが、誰しもが簡単に成績が上がるわけではありません。
成績を上げるのに重要な要素は、
「子どもの心を作ること」
だと僕は思います。
まだ小学生のお子さんであれば、まずは普段の勉強に対する姿勢や勉強しやすい環境から作り上げる必要がありますし、すでに中学生になっているのであれば、心を前向きに勉強の方へ持っていけるよう仕向けていかなくてはなりません。
子どもと言えど同じ人間。
きちんと尊重していきながら、成長を期待していきましょう♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪
