学習塾キャリコ

国語の成績を上げたければ〇〇をしてください。

国語が苦手って言う子、けっこういます。

よく国語の点数を上げるには【読解力】が必要なんて言われますよね。

この【読解力】、意外にもやっかいな能力で、基本的に短期間で上がるものではありません。

多くの場合、本をたくさん読みましょうとか、文章をよく読んで考えましょうなんて言われますが、高校受験を目前にした中2・3生に本をたくさん読めというのは現実的に厳しいものがあります。

また、残念ながら本を多少読んでいても読解力が低い子も存在します。

なんでなん?

今日はそんな読解力について考え、どうやったら国語の点数が上がるかを考えてみようと思います。

ぶっちゃけ国語って楽な教科っしょ?どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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そもそも【読解力】とはどういう能力かいえば、

・文章を正確に読める力

・読んだ文章を記憶し、順序を整理できる力

読んだ文章を簡略的に言語化できる力

だと僕はおもっています。

僕はこれの見極めの第一段階は【音読の上手さ】だと考えています。

苦手な子はスラスラ読むことはできないのですが、このスラスラ読めないという状態こそ、最悪の状態です。

読むことに意識が向きすぎて、内容がまったく頭に入ってこないんです。

なので読み終わったあとに、

「あれ、、、この話ってどんなんだったっけ?」

となり、再度読み直したり、場合によっては理解しないまま問題に取りかかります。

結果は目に見えてますね。

キャリコでの話ですが、入った当初(小5)は本当に読み方がヘタクソな子がいまして。

あ、ちなみにキャリコの小学生たちには、音読の授業を2週に1回程度実施しています。

僕が読んだ文章を順番に音読させてます。

んで話を戻すと。

この子の読み方は、助詞のあとにちょくちょく詰まっていたり、単語の切れ目を感じさせないトリックスターな読み方をしたり、書かれていない文章を勝手に追加したりと大変でした(笑)

例えば、

私達が住む地球はなんと7割が海でできており、残りの3割は陸地でできていますが、実際に私達が住むことのできる範囲は陸地の7割程度しかなく、都市部はたったの1割にも満たないのです。

なんて文章があったとします。

音読の上手な子は必ず句読点のところで息継ぎをし、単語の切れ目も意識してきれいに読んでいけるのですが、苦手な子はこういったところを意識せずガンガン読もうとするので、まるでお経のような読み方になります。

また、上記で書いた文章を改変するというのは、

「陸地」→「陸上」

と勝手に読んだり、

「住むことのできる範囲は」→「住んでいる範囲は」

など、意味はなんとなく通りますが、本文を意識できていないのでそのまま間違いを押し通してしまいます。

というより、おそらく読み違えていることに気づいていないのが実際のところでしょう。

上記の子は徹底的にこれを直させました。

その結果、小5の入りたての頃はヘタクソだった音読も、小学生が終わる頃にはきちんと読めるようになり、また正答率も大きく向上しました。

正しい読み方を覚えることは文章を頭に入れやすくすること。

それほどまでに音読で正しく読めるということは重要というわけなんです。

まぁ約2年かかったわけですが。

無駄な時間ではなかったと思います。

んで、本を普段から読んでいても読解力が上がらない子も存在します。

これはおそらく雰囲気だけで読んでいるからでしょう。

昔の教え子を例に上げますが、この子は恋愛小説が大好きな子でした。

映画やドラマになった原作の小説なんかをよく読んでいる子でして。

で、そのおもしろさを僕に話してくれるのですが、

「この話、ここが良かったんですよ!」

「ここの誰々が言う「〇〇」って言葉が最高にかっこよくて!」

など、自分の記憶に残った部分はしっかり覚えているのですが、話が飛びすぎて流れが理解できないので、

「え?いつの間に〇〇と△△は仲良くなったん?」

「いや、はじめましてのやつでてきてるやんけ(笑)」

と聞くと、意外にもその部分への補足がヘタクソなんです。

「まぁ、出てきたんですよ(笑)」

などと覚えていないからなのか、よくはしょって説明していました。

おかげで僕は全く話が理解できずにいたのですが、

「ね!面白そうじゃないですか!?先生も読みます?」

「いや、その説明から面白さは伝わってきてないよ、、、」

「読めばわかりますよ!」

なんて言っていました。

自分にとって最高の場所の記憶が大きすぎて、他のところが置き去りにされているわけです。

趣味の読書くらいならそれで良いかもしれませんが、テストではそうはいきません。

与えられた文章を100%理解しないと正解にたどり着けないのですから。

また、出題者の意図に目線を向けなければ正解からどんどん離れていきます。

「自分はこう思った!だから正解はこれ!」

では正解にはなりません。

何を聞かれているのか、何を答えさせたがっているのか、これをイメージできるようになれば国語の点数は簡単に上がります。

と、なんやかんやで長ったらしい話をしてしまいましたが、もしお子さんの国語力を上げたいと思っているなら、

「読んだ文章を言語化(要約)する」

訓練をしてください。

「文章を読んだ」といっても、ただ読んだだけなのか、内容をしっかり理解できているのかはわかりません。

目で字を追っているだけじゃ、読めているうちには入りませんからね。

文章を読ませ、自分の言葉で説明させる。

まずはこれを行いましょう。

それに慣れてきたら、次は時系列を整理させて説明をさせます。

初めのうちは記憶に残った部分から説明してくると思いますが、後々思い出してポンポンと内容が増えていきます。

そうすると聞いている側は頭がこんがらがってきますよね。

これは本人にも言えること。

出てきた順番や時系列を整理させることができれば、かなり文章が読み込めている証拠となります。

まずお子さんに読ませ、話をイメージしてから保護者さまも読んでみる。

その内容とイメージが一致することで、読解力が身についてきているのを確認できます。

算数の計算や社会の暗記などと違って、読解力は向上するのにかなり時間がかかります。

まずは短い文章から練習して、読解力を身に着けていかせましょう!

ちなみに低学年や読解力に大きな不安がある場合には、

この【54字の物語】がオススメです。

54文字で書かれた物語の次のページには解説が載っています。

「この物語、僕はこう考えたけど、解説と一緒かな?」

といった具合に使っていくと良いと思います♪

単純に読み物としても面白いんで、大人の方が読むのもオススメですよ♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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