
9月に入り、いろんな飲食店から【月見】関連の商品が出ております。
「どうせ目玉焼きのせただけやろ?」
ってついつい思ってしまうのですが、それでも惹かれてしまう、、、
期間限定とかに弱い部分があります。
特に某ハンバーガーチェーン店の月見バーガーなんて、いつも一緒ですよね。
多少アレンジされてる版が出てきますが、味の想像はできる。
とはいいつつも、結局食べてみて、
「ほらね、いつもと一緒じゃん」
となっちゃうんです。
月見よりてりたまのほうが好き。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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ある塾の先生のインスタを見ていたときに、
「国語で成績を伸ばしたければ、まず主観を捨てなさい」
と書かれていました。
マジでそのとおりだなって。
国語って文章を読んで答えるわけですが、このとき自分の考えを優先させると間違いを頻発する可能性があります。
「自分はこのお話をこう感じたから、だからこれが答えになると思う!」
みんなそう感じながらテストを解いていることと思います。
しかし、この見方が外れていた場合、答えはすべて間違いに変わるのです。
大問でまるまる点数を落としている子たちは、だいたいこの傾向があります。
「この文章ってこういうことじゃないですか!?なんでこれが答えになるんですか!?」
なんて熱くなる子、稀にいます。
結局どういうことかというと、
【出題者の意図をくみ取れなければ正解することは出来ない】
ということです。
もっとはしょって言えば、
【読解力がなければ、正解に近づかない】
ということですね。
いくら文章がスラスラ読めても、出題者の意図と違う考えを持った時点で負け確定です。
国語は出題者が設定したものこそ答え。
それ以外は認められません。
であれば、その文章をいろんな角度から考えることのできる読解力が必要となってくるのです。
僕自身にもあったのですが、選択問題の際に
「んー、どの選択肢も思ってたのと微妙に違う、、、」
「あっ!この見方しとくと、全部の流れの辻褄が合うくね!?」
そんなことがあったりします。
自分の考えと出題者の考えが違ったわけですね。
だから、読解力を身に着け、様々な考え方でアプローチできれば、選択問題から出題の本筋を見つけることが可能になるわけです。
これ、けっこうどの教科にも重要な力でして、成績が伸び悩む生徒さんの一部は「自分の考えは正しいのに、答えが合わない!」となっていることもよくあります。
数学でも、
生徒さん「先生!これってこうやって解くじゃないですか?」
僕「そうね、やり方は合ってるよ」
生徒さん「で!ここをこうやるじゃないですか?」
僕「いや、やらんて!そんなやり方教えてないやろ!」
生徒さん「は?だって前の問題でこうやりましたよ?」
僕「それはそれ、これはこれやろ!何でもかんでも一緒にすんな!」
こう思い込んでしまって問題を解くものだから、肝心なときに点数を落としまくります。
英語でも、
生徒さん「ここがなんでこういう意味になるのかわかりません」
僕「うん、とりあえず全部単語の意味を入れてみ?」
生徒さん「これがこれで、これがこれで、、、、」
僕「うん?単語の訳全部あってるやん?」
生徒さん「はい。だから〇〇~って文章になりますよね?」
僕「え?その〇〇って急にどこから出てきたん?」
生徒さん「だって、そういう意味っぽくなりません?」
僕「いらんことすんな!そのままやればいいやん!」
こんな感じで、そう思い込んだらそこから抜け出せなくなるんですよね。

【主観を捨てる】と聞くと、少し抵抗があるかもしれません。
しかし、勉強において【主観】はいらないことが多々あります。
何千年と続いている勉強という歴史の中で【主観】が必要とされるのは、新しい概念を見つけるときだけです。
それ以外には必要としません。
ムダにこれにこだわれば、時間を浪費するだけでなく、成績も上がりづらくなります。
セオリー通りに手をつけることが、勉強のスタートであり、正攻法であり、最短ルートだったりするのです。
ときには主観(こだわり)を捨てて、勉強に取っ組み合ってもらいましょう!
もし、お子さんの主観(こだわりや主張)が強い場合には、そこへアプローチしてあげると点数や勉強の取り組み方に変化が出るかもしれません。
その子それぞれの性格を見ながら行動していきましょう♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪