学習塾キャリコ

嘘をつけ。いい嘘を。

朝からすごい雨と雷でした。

通勤・通学時間に直撃の出来事に、子どもたちもおっかなびっくり通学してたんじゃないかなと思います。

雷といえば「へそを隠す」。

雷様におへそをとられるよーって小さいときから聞いて育ってきましたよね。

へそを欲しがるなんて、とても特殊な趣味もってんなー。

雷様はたぶん変人。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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先日小学生の生徒さんに、

「なんでおへそってあるんですか?」

と聞かれたのですが、

僕「お腹の中にいるときに、お母ちゃんから栄養をもらうための管だったんだよ♪」

生徒さん「どうやって栄養をもらうの?」

僕「お母ちゃんが食べたものから栄養だけ取り出して、それをへその緒からもらってるんよ♪」

生徒さん「えっ?じゃあお母さんのう◯こってこと?」

違うよ!ぜんぜん違うよ!(笑)

そんなこんなでお腹の中にいる赤ちゃんのために必要な栄養を送ってるということを説明したのですが、産まれてからはへその緒を切り離すので【おへそ】は不必要な器官になります。

じゃあ雷様におへそ取られても良さそうなものですよね。

なんで昔の人は「雷様におへそを取られる」なんて言っていたのでしょうか?

調べてみたら、

「雷が鳴るときは気温が下がりやすくなっているので、お腹を冷やさないようにするため」

と書いてありました。

また、お腹を隠して歩くことで自然と姿勢が低くなり、落雷から身を守るとも。

諸説あるようですが、自分の子どもや誰かを守るための【嘘】だったんですね。

【嘘】と聞くと「ついてはいけないもの」のイメージがありますが、場合によっては嘘も必要なものになってきます。

僕は子どもたちには、

「嘘は自分を守るためにつくものではないよ、誰かを守るためにつくものなんだよ」

「でも嘘をつかない生き方のほうが、はるかに楽に活きていけるよ(笑)」

と、話をしています。

自分のための嘘は自分の利益になっているように感じますが、その嘘の整合性をとるためにいつまでも嘘を付き続けなくてはいけません。

嘘がばれたときには怒られることもあれば、信頼を大きく失うことにもなります。

「目先の利益」だけしか考えられない者が自分のために嘘をつくのです。

では「誰かのための嘘」はどうか。

様々なケースが考えられますが、誰かを真実で傷つけてしまうくらいであれば、嘘をついても良いような気がしてます。

「真実でその人が傷ついてしまうとき限定」ではありますが。

その嘘が自分の利益になるかはわかりません。

しかし、少なくともその誰かが悲しむという結果は回避できます。

損得ではない部分ですね♪

【学び】とは勉強だけではありません。

人と関わることで成長していきます。

【自己犠牲】することなく【他者を思いやる】心を身に着けていってほしいですね♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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