前期中間テストの熱が引き、子どもたちは中体連に夢中となっておりました。
学校を代表するチームとして臨むことの楽しさや大変さを実感したことでしょう。
「練習試合では勝てたのに、本番では勝てなかった」
「たくさん練習したのに、初戦で負けてしまった」
と、残念な結果になった子もいれば、
「練習どおりに動けた」
「予定どおりに勝ち進んだ」
という子も。
【練習・努力】という言葉は同じでも、練度や環境が違えば結果は変わってきます。
勝つために必要なものは皆同じとは限りません。
そして負けたからと言って価値がなかったわけでもありませんよね。
重要なのは、
「負けから何を学ぶか」
です。
これが出来ない子は、いつまで経っても勝ちに近づけないことでしょう。
学びは勉強だけでなく、部活にも遊びにも潜んでいます。
次負けないために何を改善するのか、次勝つために何を身につけるのか。
負ける人と勝てる人の違いは何なのか。
そこを理解し行動に移せれば、もう勝利の道に乗ったも同然です。
【勝つために何をすべきか】
今日はそんなお話です。
勝負のことは勝負のマンガから学べ。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
勉強において、塾の先生たちが一番重要視しているのは【再現性】だとおもいます。
どんな難しい問題が解けたとしても、次回同じ問題・似たような問題が出たときに解けなければ価値はありません。
マグレの正解には価値がないのです。
いや、価値がないまでいうとちょっと語弊がありますが。
【何度解いても必ず答えにたどり着く能力】を身につけることが重要なんです。
これ、仕事においてもスポーツにおいてもそうですよね。
そんな【再現性】を語っているマンガがありました。

ブルーロックというサッカーマンガです。
この中で出てきていたのが、

「”再現性のある成功の先にしか進化はないと思い知れ”」
という言葉。
どんなに神業じみた奇跡的なゴールを決めても、それを再び再現できなければ意味がないというものです。
たちが悪いのは、その奇跡の1本を自分の中で勝手に解釈してしまい、
「自分はあんなすごいことができた!自分はきっとすごい能力をもってるんだ!」
と思い込んでしまい、自身の能力を過信しすぎてしまうということです。
過信しすぎて練習を怠れば、その先に進化はありません。
また、たまたまの奇跡を再び再現しようと頑張っても、基礎・応用を乗せたその先でしか再現はできません。
もうすぐ夏期講習。
成績のいい子たちと悪い子たちの違いは日々の【練習】にあります。
「この問題は難しいからしない!」
と、今の自分に解ける問題だけをするのではなく、必ず壁にぶち当たること。
そしてテスト前だけでなく、日々の家庭学習を怠らないこと。
これをきちんとできる子しか結果は伴いません。
「塾に通ってるから勉強は大丈夫!」
なんて考える子は多数存在しますが、この子たちに共通しているのは【過信】です。
たいして勉強していないのに成績を上げようなんて考えは論外なのです。
同じ塾に通い、同じ内容を学んでいるのに、なぜ成績に差が発生するのか。
理由は明確ですね。
「できた気になってサボっている」か「できると確信できるまでやっているか」の違いです。
理想の成績になっていない子は、今一度自分の取り組み方を見つめ直しましょう。
塾で勉強したことをテストで【再現】できるか。
子どもたちにはここを意識して夏期講習に臨んでもらおうと思います!
今後もどうぞよろしくお願いいたします!
