麻婆豆腐に余っていた油揚げを刻んで入れたのですが、これがいい意味で期待を裏切るほど美味しかったんです!
なんか、どうしょうもない超絶薄々肉が入ってる気分になれます!
ぜひご賞味あれ!
週1でマーボー、週1でカレー。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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昨日の中1の時間は欠席の生徒さんが2名いたので、1人だけの授業となりました。
僕「なんか一番最初の頃みたいやな(笑)」
生徒さん「そういえばそうでしたね、なんか懐かしい気がします(笑)」
なんて話しながら授業に入ったのですが、途中から夏期講習までの勉強のすすめ具合、夏期講習中に達成してもらいたいこと、次回テストの目標点数など話していたのですが、
生徒さん「入試ってイマイチピンと来ないんですよね。何をしなくちゃいけないとか」
たしかにそうよね。
中1からしたらあと2年半後。
身近にあるものではないのに、学校や塾では受験受験と言われていますしね。
ということで、ちょっと時間を割いて入試の仕組みや入試までにどんなことをしなくてはいけないのかガッツリお話しました!

まずは受験の仕組みについて。
熊本県の入試はまず【公立】【国立】【私立】の3つの学校が実施する入試があります。
保護者さま方はご存知かと思いますが、中学生たちは意外とこの3つの学校のことを知りません。
「ルーテルって聞いたことあるんですけど、私立なんですか?」
とか
「えっ、入試って全部一緒じゃないんですか!?」
中1・2年生は意外とこんなもんです。
公立入試はもちろん公立高校における入試です。
熊高や済々、第一、第二の四校や北高、熊工、熊商などなどですね。
公立入試は【前期試験】と【後期試験】が実施され、学力テストが実施されるのが【後期試験】です。
【前期試験】は学校により選抜方法は様々ですが、学校の通知表の点数【内申点】が超絶重要になってきます。
はっきり言って、【内申点】が高ければ高いほど受かると言っていいです。
そしてこの【内申点】は1年の頃からの積み重ねで点数が出されます。
「じゃあ俺は1・2年のうちは部活に打ち込みたいから、内申点捨てて3年から本気で勉強して、後期試験で合格目指します!」
なんて考えも起きそうですが、残念ながら【後期試験】にも内申点は重要要素となっております。
熊本の入試には【補正点】という仕組みがあるからです。
これが何か。数学を例にして説明します。
中1のときの数学の通知表の点数が、前期は5、後期も5だったら、平均して1年の評定は5になります。
2年時には前期が5、後期が3になれば平均して4。
中3時は前期だけで評定が出ますので、3を取ったらそれを2倍にて6が評定になります。
そしてこれらを全部足して、5+4+6=15点。
数学の評定は15点になるという仕組みです。
じゃあこの評定、【後期試験】ではどのように使われるのか。
ここからが【補正点】の仕組みで、例えば
数学の【内申点】20の子が入試で40点取ったら補正点が19点となり、受験での数学の点数は19点に補正されるということです。
そう、試験で取った点数がそのまま点数になるわけではないんです。
ではこれにより何が起こるか。
中1から頑張って通知表の点数が良かった生徒がいたとします。
極端ですが、中3まで数学はオール5を取って、評定は20点。
一方、理由は様々でしょうが中3まで数学はオール3を取り続けた生徒。
評定では12点となります。
さぁ、入試当日。
評定20を取っていた生徒は体調不良で思うように点数が伸びず、まさかの27点。
評定12の生徒はベストコンディションで臨めて、なんと奇跡の50点満点!
評定20の子に勝ったのです!
と、おもいきや、、、
実は補正点で見ると
評定20の入試27点は、補正点17。
評定12の入試満点は、補正点16。
入試の点数はこんなに差があったのに、補正されると負けていることになります。
いかに中1からの成績が重要になるかおわかりになりますよね。
中3の夏から本気出しても、合格できないというケースが発生するのです。
恐るべし内申点。
【私立入試】は基本的に私立高校の実施する問題にて取った点数が評価になるので、こっちは大丈夫かもしれないですね。
【国立】は高専のことなので、また別の機会に。

ということで、中1からできること、しなくてはいけないこととして、
【中間・期末テストでしっかり点を取る】
【委員会活動や部活、生徒会活動などに取り組み、中3では〇〇長になる】
【漢検・英検を受け、中3までに最低でも3級、北高以上なら準2級を取得する】
などのお話をしました♪
もし行きたい学校の学科に前期試験があるのなら、評定次第で楽に合格できます。
もちろんそれは、今まで頑張ってきた結果ですよね。
そして周りより1ヶ月ほど早く進学が決まったら、いっぱい遊ぶこともできますし、高校の勉強を先取りしていいスタートダッシュを切ることもできます。
そしていいスタートを切って高校生活でも同じように良い評定を取っていけば、行きたい大学に推薦入試で合格することも。
たった6年努力するだけで、今後の人生80年が変わってくるわけです。

そして、夏期講習中には今まで習った学年の総復習をし、次のテスト範囲までガッツリ勉強いたします!
それにより次回の期末テストでいい点取って評定をあげよう!って寸法です。
夏期講習には苦手を潰す・取りこぼした単元を補充するという意味合いもありますが、最終的にはテストでいい点を取るってところにつながってくるのです。
そしていい点を取ることで、上記のような進路を進んで、最終的には自分が死ぬまでにどれだけ人生を充実させることができるか。
テストでいい点数を取るためだけでなく、その子の将来のために指導をしていく塾。
キャリコはそんなことまでイメージして指導をしております♪
まあ、僕自身いろいろ失敗・苦労をしてきたからこそ、生徒さんたちには失敗・苦労のない充実した将来を描いてほしいというのが大きいのですが(笑)
もしかしたら過去イチ長文になってしまったかもしれません!
ここまでお読みいただいてありがとうございました!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪