勉強や受験において【偏差値】という言葉は切っても切り離せないくらい重要な言葉です。
偏差値とは、模試などでの全体の基準となる数字のこと。
基本的には平均点が偏差値50となり、自分の取れた点数からその偏差値を算出していきます。
すごくはしょって言えば、偏差値50超えていれば基礎学力が身についている証拠といえます。
逆に偏差値が50より低い場合は基礎が身についていない状態と言え、まだまだ勉強に身を入れていかなくてはいけない状況とも言えます。
たまーに保護者さんとの面談や、子どもたちから聞いた保護者さんとのやり取りで、
「点数が前回より低かったから〇〇だった」
的な話が出てくることがあります。
でも、実際には点数が下がってても偏差値が上がってる場合もあるのです。
そのため、
「点数も大事だけど、偏差値が見えるもののときには偏差値を見ていきましょう♪」
と、話すこともあります。
今日はそんな偏差値を爆上げした生徒さんたちのお話です♪
どうやって偏差値上げるんやろ?どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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昨年の卒塾生のこともブログに書きましたが、今年の卒塾生たちも大きな成長を遂げているのが見て取れました!
ある生徒さんは、入塾した当初の模試で偏差値が31。
夢見て憧れていた志望校たちは軒並みE判定でした。
というか、偏差値30程度では行ける高校なんてたかが知れています。
定員割れしている高校しか選択できない状況ですね。
で、この子も入塾後からがんばってくれ、中2の頃から少しずつ上ってはいきましたが、やはり成長大きかったのは中3になってから。
最後の模試では偏差値が47まで伸びまして、偏差値16UPという結果に。
公立の過去問でも130点(A問題)を超えることもあるくらいまで成長しました。
最終的に入試の得点開示では123点(A問題)となり、もしかしたらもうひとつ上の志望校も狙えたかもねー、なんてやり取りをしました。
また、他の生徒さんも入塾した当初は偏差値35くらいで、ぶっちゃけ行きたい高校を選べる状態ではありませんでした。
しかしこの子も中2から徐々に勉強し偏差値が51.2まで伸び、最終的には偏差値が16伸びるという脅威の成長率でしたね。
入試の得点開示では129点(B問題)取れており、某塾が公表しているボーダーであれば超えていたのですが、、、
残念ながら志望校への合格は叶いませんでした。
内申点などの影響もあるので、あくまで目安ではありますが、、、ほんと悔しい思いですね。

勉強ってどうしても面白くないものと感じてしまいがちです。
でも、毎年そうではありますが、多くの受験生たちは
「勉強が楽しくなってきた!」
と言い出します。
理由の一つに【させられていた勉強】から【する勉強】に変わっていったことがあると思います。
成績がヤバいから塾に通いだしたけど、まだまだどうしても気持ちが入っていかない。
そんな子たちが受験生になり、志望校を設定し、勉強の練度を上げていきます。
定期テストや模試の結果で一喜一憂し、レベル上げに勤しむ日々。
そうすると、できる問題が増えて解ける楽しさが増えていきます。
そこまで来ると、あとは勝手に勉強し始め、勝手に成績が上がっていくんですね。
塾の先生として子どもたちを見ていると、こうした変化に楽しみを覚えていきます♪
【成長の可視化】みたいな感じでしょうか。
【勉強を楽しむ】ことこそ、成績や偏差値を大きく上げる秘訣です。
今年の受験生たちはどのタイミングで【勉強の楽しさ】に気づいていくか。
また、他の学年の子たちも同様に楽しく勉強ができるようになるか。
僕の腕の見せ所でもあります♪
勉強教わって、受験も終わって、たしかに塾での生活は終わります。
しかし子どもたちの人生はまだまだ続いていくのです。
子どもたちの人生において、勉強や努力を自然にできるような力を育てていけるような塾でありたいと思います♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪