中3生たちはいよいよ来週が私立受験になります。
今まで頑張ってきた力を十二分に出して、合格を勝ち取って来てもらいたいところです!
またその後には公立前期・後期と控えています。
ここで勝ってはずみをつけ、第1志望の高校に受かってもらいたいですね!
いよいよ大詰め!どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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そんなこんなで今、中2生たちには
「キミらの1年後はまさに受験だからね」
とお話をしています。
やばいやばいと焦った表情をする子もいれば、ポケーっとした表情で話を聞く子も。
ほんと、人それぞれですね。
高校受験も人それぞれ。
学力勝負で受験に挑む子もいれば、スポーツで行ければいいなと考えている子もいます。
塾には基本いませんが、残念なことに名前を書けば入れるレベルの高校もありますので、初めから勉強する気もなく高校に行こうとする子もいるでしょう。
どれがいいとか正解というのはありませんので、お子さんに合わせて選んでいただければいいかとおもいます。
んで。
僕は塾の先生なので、今回は
「偏差値を50まで上げるのに定期テストで何点とればいいのか?」
のお話をしようと思います。
合志市の中学校のレベルの話になりますが、定期テストでだいたい150点くらい取ってる子がいたとします。
定期テストで150点っていったら、まぁ悪くない点数取ってると感じる人も多いでしょう。
だって満点は250点だし、半分以上取れてるんだし。
ではこの150点、受験における偏差値で言うとどれくらいのものかというと、、、
だいたい偏差値40~45くらいになります。
あれ?思ってたより低い、、、そう思った保護者さんも多いのではないでしょうか?
そして熊本市の公立高校はほとんどが偏差値50以上。
そう、定期テストで150点くらいじゃ到底合格できないんですね。
※ちなみにこの偏差値の話は、キャリコで受験している模擬テストの偏差値を参照しています。
ネットで出てくる各高校の偏差値などとは異なりますのでご注意ください。
じゃあ定期テストでどれくらい取れてれば偏差値50なの?って思いますよね。
これ、180~190点で偏差値50くらいの感じです。
この辺の子たちが大好きな北高であれば、最低でも53くらいはほしいところ。
55あれば問題なく合格できるでしょう。
で、偏差値53はどれくらいかというと、、、
定期テストでの200点くらいとなります。
150点から190点の幅、40点。
150点位の子が偏差値を50に上げるためには、40点上げる必要があるんですね。
でも、塾の先生目線でいうと、定期テストで40点上げるのはそんなに難しいことではないのです。
テスト対策に何時間もかけ、すべての教科を反復し、できない問題を何度もトライしてできるように変える。
それを徹底すれば、誰でもそこにたどり着けます。
そこまでたどり着かないのは、上記の行動が取れていないからと言えるでしょう。
で、定期テストの点数を上げるのは簡単と言いましたが、受験における学力を上げるのはマジで大変です。
そもそも受験レベルの問題って、学校の定期テストの比じゃないんです。
定期テストで難しかったねって問題が受験問題ではあたり前ってレベルですし、なんだったら2~3倍は難しいと思ってもらっていいと思います。
定期テストで150点取れてても、共通や受験のときは100点いくかいかないか。
そんな感じなんですよね。
そして難易度が高いので、ちょこっと勉強したくらいではぜんぜん点数は変わりません。
個人的な感覚では、どんな子でも6ヶ月程度は必死こいてやんないと結果に現れないと感じています。
そう考えると、中体連が終わり夏期講習から勉強を始めたとして、受験勉強の結果が目に見えて変わってくるのは1月ごろ。
そう、もう模擬テストの最終回で、高校の願書を書き終わる頃に成績が上がり始めるのです。
でも、
「きっとこれからもっと上がってくるだろう!てことで、自分の学力より高い学校を勝負したいから願書書いちゃうぞ!」
なんてギャンブルできる人なんていませんよね。
ということは、結局行きたい高校をあきらめる必要が出てきたり、イチかバチかの勝負に出てヒヤヒヤしなくちゃいけないなんてことになります。
そういう理由から、夏からの勉強では間に合わないことが出てきてしまうんですね。
だから早め早めの勉強が必要になってくるのです。

ということで今回は、定期テストで190点くらい取れないと偏差値50には到達しないというお話でした。
中学生たちの次のテストは後期期末テスト。
学年を締めくくる難しいテストとなります。
ここでしっかり点数が取れるよう、ビシバシ指導していこうと思います!
今後もどうぞよろしくお願いします♪