子どもたちの間ではインフルが大流行しているようです。
「〇〇のクラスは学級閉鎖になった!」
「うちのクラスは17人休んでる!」
などなど、まるで冬かのような流行り具合です。
マスク生活が長かった分、インフルの免疫を持っていない状態なんでしょうね。
コロナもインフルもまだまだ油断できない状況なので、僕も気を引き締めていこうと思います!
今年もお世話になりますR-1!
meiji株買うかー?どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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【私立高校編】
をお届けいたします!

私立高校と聞くと、
「私立は学費が高い」
「制服がオシャレ」
「修学旅行の行き先がすごい」
などなど、いろんなイメージがありますよね。
受験でいうと、
「『滑り止め』で選ぶ高校だから、あまりいいイメージがない」
「いろんな学科があって、よくわからない」
というのもよく聞くものです。
「そもそも私立高校とはなんぞや?」
と思われている保護者さまもいらっしゃるかと思います。
私立高校とは、都道府県や市町村が運営しているのではなく、民間の団体が運営している高校になります。
宗教法人が運営しているのもあれば、とあるお金持ちが運営しているものもあったりと、意外と運営している団体はバリエーションに富んでいるのが私立ですね。
共通して言えるのは、
【教育に対する理念があり、子どもたちに最善の教育を提供したい】
と考えて運営されている点でしょう。
売れば売るほど儲かる業種と違って、生徒の定員が決まっている以上はめちゃくちゃ儲けることなんてできません。
もちろん公費のみで運営しているわけではないので多少の儲けは必要となりますが、それでも【子どもの教育を通して社会に貢献する】という立派な目的で運営されています。
まあキャリコみたいなもんですね、しらんけど。
公立ではできないことを私立が率先して行うこともありますので、日本の教育において私立高校はなくてはならない存在と言えるでしょう。
んじゃ、試験はどんな感じでしょうか。
私立高校の試験には
【奨学】【専願】【一般】
という区分で試験が実施されます。
【奨学】はある程度点数を取る必要があり難しい試験にはなりますが、その分特典があります。
多分全ての学校で【入学金・授業料の減免】、一部の学校では就学奨学金をもらうことができます。
学校によりますが、年間10万円程度支給されるところもあれば、最大では50万円支給される高校も。
つまり、1番上の奨学で入学することができれば、学校にほぼタダで通いながらお小遣いまでもらえるという至れり尽くせりな状態です。
勉強ができるとお金が浮くんですねぇ。
また、多くの高校では入学金が5~10万円程度かかります。
少しでも奨学試験でいい成績を取っておけば、入学時にお金を抑えることができます。
ただ学校によっては、入学するかどうかは別として滑り止めとしてキープするために入学金を払わなくてはいけないところもあります。
そう考えると、少しでも安いとありがたくなりますよね。
難しいけど、メリットが大きいのが奨学試験だと考えてください。
では【専願】試験はというと、
【合格したら必ず入学するという約束のもと、合格点を低くしてくれる試験】
になります。
絶対にその私立に行くんだ!と決めている場合は、【専願】が良いでしょう。
また、これも学校によりけりですが、中には【専願】試験でも入試の成績が良ければ【奨学】と同等の特典をつけてくれる高校もあります。
基本的には【専願】試験では特典がないので、もしあればオトクな感じですね♪
そして【奨学・専願】は同日に試験が実施され、熊本県で一番早い試験が私立の【奨学・専願】なんです。
公立の後期試験と比べると2ヶ月近く早いので、その分準備は急がなくてはいけませんね。
また、私立にスポーツで引っこ抜かれる場合は、基本的には【奨学】区分での合格となります。
「うちで活躍して、しっかり成績残してね!」
という思いから、様々な特典が受けられます。
これは公立でいうと【前期試験】がこれにあたります。
勉強にしろスポーツにしろ、成績を持って合格できるのがこの区分の特徴と言えるでしょう。
では【一般】はどうか。
基本的に【一般】試験では特典はありません。
【奨学・専願で落ちた子の最後の砦】
であったり、
【奨学・専願で受けた高校以外のところも進学候補に入れたい】
と言った場合に受ける区分となります。
ほとんどの子が【奨学・専願】で受けるので、【一般】はあまり縁のない区分かもしれませんね。
このように試験区分は3つに別れていますが、試験問題はどうでしょうか?

公立高校の入試は、熊本県であればどこの高校も同じ問題を解くことになりますが、私立高校では各学校独自の問題を解くことになります。
その高校の学力がガッツリ反映された試験内容となるんです。
なので、その高校に受かるギリギリの学力で臨むと、【奨学】の特典は得られないことが多々発生します。
【行きたい高校なので奨学の特典なんていらない!】
と考えるか、
【滑り止めだし、ワンランク落として奨学特典を取ることに集中しよう】
とするか。
これも個人の判断となってしまいますね。
しっかり家族会議で意見をまとめておきましょう。
そして高校独自の入試問題となるので、その高校に合わせた対策が必要となります。
その高校の過去問を解くことは当たり前で、そこでの設問の傾向はどうなのか、どれくらいの難易度なのかを判断しなくてはいけません。
この情報を保護者さまたちが調べたり難易度を判断したりするのはとても大変です。
この辺は塾や家庭教師などの先生たちの専門分野ですね。
塾に通ってる場合や、家庭教師をつけている場合はじゃんじゃん利用しちゃいましょう!
【餅は餅屋】ってやつですね♪

(どこか知らないですが、すごい立派な校舎、、、私立すげぇ)
ここまで読んでいただいて、私立高校に対してどのように思いましたか?
どうしてもデメリットを強く感じてしまっていませんか?
実は私立にはいろんなメリットが盛りだくさんなんです!
学費は高いですけどね!(笑)
次回はそんな私立のメリットをご紹介いたします!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪