学習塾キャリコ

何でもかんでも、子どもを褒めればいいってもんじゃないよ。

うちの家電たちが急に反抗期に入ってきました。

テレビはリモコンで電源付けても真っ暗のままスンともいわない。

本体の電源長押しで再起動しないと映ってくれないことが度々。

シェーバーは剃ってる最中に「ヴィーーッ、ヴィ、ヴィ、ヴィーーーーーー」とリズムを刻みだします。

ヒゲはさまれるから痛いこと痛いこと。

パソコンはちょっと負荷のかかる作業中にカクカクどころか動かなくなる始末。

はぁ。

テレビは8年選手、シェーバーは5年選手。

うーん、寿命なのかなぁ。

しかしパソコンはまだ3年ほどしか使ってません。

ただ、原因ははっきりしています。

ケチってスペックの低い安いパソコンを買ったせいです。

だってあの頃は仕事用に会社から支給してもらってたんだもん、、、

みんなもうちょっと粘っておくれぇ、、、

宝くじ当たんないかなぁ。

買ったことないけど!どうも、学習塾キャリコの釘山です!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

近年テレビ等で、

専門家「子どもの自己肯定感や成功体験を増やすために、お子さんをどんどん褒めましょう!」

というのが流行っております。

昔の人たちみたいに「ハングリー精神」を持ち合わせている子どもが少なくなってきているからでしょう。

また教育の現場でも【失敗させない】ような指導や、【叱る】ということが少なくなってきているような気がします。

その結果、社会人になって理不尽の壁にぶち当たりすぐ挫折する子が増えたり、自己肯定感を満たすために自己を過大評価することで、

「俺はこんな仕事をやりたかったわけじゃない!もっと責任のある仕事をするためにこの会社に入ったのに!」

と早々に転職をする子が増えているのではないかと思います。

そんな現状を踏まえ教育の専門家さんたちが「どんどん褒めろ」と言っているんでしょう。

以前見ていたテレビでは、とある専門家さんが

「どんな些細なことでも全力で褒めてあげること」

なんておっしゃっておりました。

が、個人的には何でもかんでも褒めるのはいいことではないと思っています。

その理由として、

・手をぬいているときの子どもまで褒めてしまうと、本当に頑張ったときの褒めのありがたみが無くなってしまう

・褒められ慣れして逆にうっとうしく感じる

と考えています。

褒めるというのはご褒美と一緒で、タイミングを間違うと逆効果になります。

子どもにとって超簡単な宿題を終わらせたことを褒めたところで

「いや、こんなん簡単だし。バカにすんなよ」

とおもっているかもしれません。

また本当に悩んで悩んで悩みつくした末に解けた問題をいつものトーンで「頑張ったね!」と言われても、

「ああ、いつもそればっか。テキトーにしか言ってないな」

となります。

子どもって案外賢いし、勘がいいものなんです。

じゃあどう褒めるのがいいのか。

まずは、しっかり子どもの行動を観察しましょう。

いつもできてるレベルの問題ができたときは、

「おっ、順調そうね♪」

くらいの声掛けを。

悩んだ末の正解なら、

「よく頑張った!すごいじゃん!」

といった感じです。

どの分野においても、専門家さんのいうことはあながち間違っていません。

しかし、深く考えずに活用してしまうとマイナスなこともあると思います。

「どう使うのがいいのか」をしっかり考えてから利用していきましょう!

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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