学校では前期期間が終わり、秋休みに入っております。
昨年はしなかったのですが、今年は志望校の目標が高い子が多いことと、やる気がすごい子たちが多いので中3生のみ秋特訓を実施しています。
共通試験の過去問を解きながら、自分の弱いところ、効率的に点が取れるところなどを重点的に頑張ってもらっています。
そんな中、中3生のある1人が、
「人吉のお土産です!」
と、

栗まんじゅうを買ってきてくれました!
生徒さん、保護者さま、本当にありがとうございます♪
栗は今まさにシーズンですよね♪
きっと美味しいこと間違いなし!
まさに、「美味しさにびっくり(栗)!」ってね。
僕のギャグは、まー論外(マロンがいい)。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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共通試験や入試問題で、北高レベル合格までの仕組みは案外シンプルでして、
「基礎+αだけおさえておけば合格」
できてしまいます。
例えば数学。
大問1は5問で10点分、大問2は8問で16点分。
ノーミスで解ければ、これだけで26点ゲットです。
そしてその後の大問はそれぞれの単元の内容になり、その単元の基礎事項は(1)で出題されます。
ということは、基礎さえおさえておけば大問3~6・7までで2点×4・5問の約10点はゲットできます。
あわせて36点。
もちろん、大問2のなかに少し難しい問題も紛れ込みますが、それも1,2問程度。
計算ミスさえしなければ、基礎だけでこれだけ得点できるのです。
大問3以降の(3)なんて、熊高・済々・第一・第二に受かりたい子だけ解ければいいのです。
理科・社会はどれだけ覚えたかで得点が変わりますが、変な話、テキストを何周も繰り返せば必ず点が取れるようになります。
だって、テキストに載ってる内容しか基本的に出題されませんもんね。
以前の教え子で、本当に壊滅的に絶望的に勉強が苦手な子がいました。
「お前が塾行っても意味ないよ(笑)」
と、友人たちから馬鹿にされるくらいの逸材です。
でもこの子の
「いい点取りたい!」
という気持ちは伝わったので、ある作戦に出ました。
それは、
【生物・地学・社会だけ作戦】
英語や数学はどうしても時間が足りなかったので、暗記2教科で勝負することに。
数学でもそうですが、計算が全くダメな子でした。
なので計算の入る物理・科学も捨てました。
結果として、理科や社会は模擬テストのたびに1ケタだったのが、最後には理科20点台、社会30点台まで伸ばすことに成功。
第1志望の公立には合格できませんでしたが、滑り止めの私立には合格してくれました。
その3年後、その子が高校を卒業したときに、
「〇〇(公務員)に就職できました!」
と連絡が来たときは、僕も大喜び。
保護者さまからも感謝の言葉をいただき、
「あのときの頑張りが今に繋がったんやな♪」
と、みんなで喜び合いました♪
話はそれましたが、それくらい理科社会はやり込んだ分だけ点数がとれます。
模擬試験で10点台?
それはサボってる証拠ですよ、お母さん。

国語はその子自身の読解力が試されるので一概に高得点が取れるとは言えないですが、それでも
【漢字】【文法】【古文・漢文】【作文】
ここで点を落とさなければ、20点はいけます。
そこに論説文・物語文で少しずつでも取っておけば、30点はいけちゃうものです。
覚えるところをとにかく徹底的に覚えましょう。
話はそれからです。

英語、、、多くの子にとってここが鬼門の教科となります。
中1からきちんと英単語と文法を積み上げてる子からすれば、
「なんで英語で点が取れないの?」
というくらい。
よっぽど数学なんかと比べて、パターンが決まってるので解きやすいものになってます。
「パズルみたいなもんだよ」とぼくはよく言いますが。
【何の文法が使われてて、どう答えなくちゃいけないか】
さえ理解できていれば、中学英語は楽勝なのです。
なので僕も、子どもたちからの質問の際に、
「んで、これは何の文法なん?」
から始まります。
何の文法が使われているのかが分かれば、それに合わせた言葉に変形するだけだったり、どこに単語を入れればいいかもすべて解決します。
英語ってそんなもんです。
まあ、このやり方で英語が喋れるようになるかといえば、、、ですが。

このように、受験勉強というのはある程度攻略法が存在していて、それどおりにこなしていけば必ず点数に繋がります。
多分どこの塾でもそのように教えているとは思いますが、、、
闇雲に
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」
と勉強していては時間も知識の習得量も足りなくなります。
そうならないよう、
「今必要なことを今必死でやる」
という意識で臨んでもらいたいものですね♪
共通テストまであと2週間。
しっかりがんばっていくぞー!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪