学習塾キャリコ

やり方を変えれば、成績は上がるものです②

昨日ワクチン打ってきたのですが、中2の子たちの授業していたら徐々に関節が痛くなってくるという、、、

きっと動くなってことですね。

今日は動きを最小限にして授業しよう、うん。

本日はカタツムリ営業。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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今回もちょっとした勉強方法のお話をします。

以前は暗記の復習タイミングを意識すると成績が変わってくる、というお話でした。

今回は【音】のお話です。

お子さんは勉強するとき、どんな環境で勉強していますか?

自分の部屋だったりリビングだったり、ご家庭で様々かと思います。

何年か前、保護者様から

「テレビで見た東大生の勉強法をうちの子にもさせてるんですけど、ぜんぜん上がらなくて!」

なにやら【リビングで勉強させると成績が上がって東大に合格した】とかいうのをテレビで見たそうで。

へえー、そうなんやー。っておもいました。

これ、

【東大にいけるような子がリビングで勉強する機会が多かった】

てだけで、

【リビングで勉強すると成績が上がって東大に行ける】

というのではないんだと思います。

リビングという環境は、家族の会話やテレビ、その他数多くのノイズが入ってくる環境です。

この中で集中して勉強できる力があれば、東大に受かる学力がつくかもしれないですね。

しかしそのような子たちは、

「わからないところは家族に聞きやすいから、リビングで苦手な数学をしよう。」

「社会の暗記は静かなところがいいから、自分の部屋でしよう。」

など、勉強に臨む目的意識がはっきりしています。

そのため、多少のノイズに気を取られることなく勉強ができるのです。

しかしそんな目的意識がなくノイズの多い環境で勉強すると、当たり前ですが集中することができません。

その結果成績が上がるどころか、下手したら下がることだってあります。

もし勉強に慣れていないお子さんがリビングで勉強するときは、会話やテレビなどの生活音をできる限り小さくしてあげましょう。

そしてノイズといえば、

【音楽を聴きながらの勉強】

です。

中学生以上になってくるとイヤホンつけて音楽聞きながら勉強したりしますが、これも可能な限りやめた方がいいです。

海外の大学の研究で、同じ課題を

「音楽を聴きながらやったグループ」「音楽を聴かずにやったグループ」

で学習の定着を確認した実験があるのですが、その差は歴然だったのだそうです。

この結果、

「人間の脳はマルチタスクに対応できるが、その時の処理能力は大幅に下がる」

という研究結果となったのだとか。

【ながら作業】はそれだけ脳の処理能力を奪っているのです。

しかし別の大学では

【どの音楽なら勉強の効果を上げることができるか】

という研究もされています。

結論として、

【クラシックやジャズのようなビートのない音楽】

は比較的影響が薄いそうです。

しかし効果を上げることはできなかったとか。

そして自分の好きな曲を聴きながら作業をすると、音楽に意識を持っていかれて集中できず効果が下がったそうです。

音楽を聴きながらの勉強、完全敗北です。

なので音楽を勉強に活かそうとすると、

【勉強前にテンション上げるために聴く】

【休憩時間にリフレッシュするために聴く】

くらいになってきます。

「うちの子、あまり成績上がらないなぁ」

そうお考えの保護者様、お子さんが普段どんなふうに勉強しているか確認してみましょう!

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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