学習塾キャリコ

やりゃできる、やらないからできねぇ。

来月に迫った後期中間テスト。

どの学年も学習内容が難しくなってきたこのタイミング。

どうしてもテストの点数は下がり気味になります。

だからといって点数が低くていいというものではありません!

子どもたちには常々、

「次は40点目指すよ!」

「自己ベスト更新しにいくよ!」

と、声を掛ける毎日です。

もちろん、そんな声掛けだけで点数が上がるなら楽な商売ですよね。

その子その子に応じてやらなくちゃいけないところを伝えたり、学校より前に進んでいけるよう生徒さんのレベルに応じて授業を展開したりと、バタバタな日々を送っております。

まぁ、子どもたちの点数が僕の楽しみでもあります。

1ヶ月後に笑えるよう、僕も今のうち地獄を味わっておこうと思います!

うぉぉぉぉぉぉぉぉ!どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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「できないじゃねぇ、やれ。」

という掛け軸でおなじみのキャリコですが、授業中にもこの言葉はよく発しています。

もちろんできないものはできません。

小学生たちに因数分解をしなさいって言っても、できるわけないですよね。

教わってないことが多すぎて、戦える武器を持っていないのです。

でも、今やってる単元の問題であれば解くことはできます。

この「解く」という言葉には、「考える」という意味も含んでいます。

勉強が嫌いな子の言う「わかりません」は、そもそもこの考えることを禄にしていないことが往々にしてあります。

問題は少し難しくなっていても、その前のページでやったことだったり、今まで習ったことをうまく使うことで解けるものです。

別に解けなくてもいいのです。

その「解けなかった」という過程でしっかり思考することができたのであれば。

思考して手が出なかった子は、やり方を教わったあとの吸収力がハンパないのできちんと覚えていきます。

「解けなかった悔しさ」などのスパイスで、解けたときの喜びが大きくなるんですよね。

だからきちんと思考している子は、そのときは解けなくてもきちんと成長していきます。

思考するというステップを踏むことで「解ける楽しさ」に取り憑かれていくんですね。

逆にぜんぜん成長していかない子は、この「思考」のステップがごっそり抜け落ちています。

問題に目を落として、「あっ、わかんないや」ってなったら、すぐ諦めて質問してくる感じです。

ひどい場合には質問すらせずテキトーに答えを書いて終わらせるので、そりゃ成長するわけ無いじゃんねって感じです。

そういえば前回の【前期期末テスト】の結果ってブログに書いていなかった気がします。

中1の一部の子たちは226点、212点としっかり結果を残してくれていました。

この子たちは小学生の頃から指導させて頂いてる子で、この思考するステップがある程度身についている子たちです。

質問するときにも、

「ここまではいけたんですけど、、、こっから先が解説読んでも、なんでこの式になるのかなって、、、」

と、きちんと思考しています。

その結果が今回の点数につながっているのでしょう。

また、一人の子は夏休み前から参加していたのですが、良くも悪くも普通な子でした。

個人的には「中1の前期中間でこの点数はマズいね、、、」という感じでしたので、とにかく反復で基礎から叩き込みました。

ただ、この子のすごいところは、テスト前に毎日自習しに来ていたことです。

勉強に対する熱量が低い中1・2年生にとって、毎日自習に来るなんてなかなか見れません。

その結果もあってか、この子は数学で44点という高得点に進化いたしました!

計算のような単純な作業は、ひたすら反復するだけで点数が取れるようになりますが、それでも

「なんで間違ったのか」

を解明することなく先に進めば成長はありません。

この調子でしっかり頑張ってもらいましょう♪

また、中3たちも今では大きく成長してくれました。

塾に入った当初は平気で2ケタ台の点数を叩き出していましたが、今は150前後取れるまでに成長しました。

2ケタと言っても5教科でですからね。

あの頃の彼らはほんとヘラヘラしておりましたが、中2途中からようやく自覚が出てきたように思えます。

中3になり、彼らの口から出るようになったのが、

「勉強って分かるようになるとめっちゃ楽しいっすね!」

そうなんよな、分かるって楽しいことなんよ。

「やった分だけ点数が伸びるし、解けた分だけ楽しくなる」

そんなことを少しずつ感じるようになったのかもしれませんね。

え?中2たちはどうなのかって?

、、、最高に悩みの種です、、、(笑)

もうぜんぜんしないんですよね、勉強。

前回塾でやったところを、次回また塾で見ることになるんです。

まったく家で課題をやってこない、、、

当然、課題の提出なんて守れたことないですし、「それ夏休み前に出した課題なんだけど?」というのをいつまでものんびりやっております。

いったいいつ現実と向き合うつもりなのやら。

逆に言えば、まだまだ彼らの【勉強しなくちゃ!】という心に火を着けられていない僕の未熟さとも言えます。

キャリコは【勉強が苦手な子向け】の塾です。

勉強が苦手・嫌いな子が社会や将来・勉強に興味を持つような雑談を入れることで、その子のやる気を引き出し成績を向上していくという考えのもと方針を決めました。

きっと少ないと思います、こんな雑談ありの塾。

それでも子どもたち自身で何か感じ取り、自分から行動してくれる人間に育ってほしいという思いがあるんです。

誰だって腹くくってやればできるようになります。

やればできる、やらないからできない。

ひとりひとりの心にこの意味を感じてもらえるよう、これからも指導を頑張りたいと思います。

今後もどうぞよろしくお願いいたします!

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