学習塾キャリコ

ちょっと嬉しかった模擬テストのお話

やっと冬期講習が終わりました!

子どもたちはようやく日常に戻っていき、学校での勉強が進み始めますね。

そして中3たちは私立奨学・専願入試まで残り2週間。

どうにかこうにか全員合格してもらいたいところです。

マジで勝ちに行くしか無い!

頑張ってくぞ!どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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冬期講習の最後の日に塾内で模擬テストがありました。

この模擬テストで嬉しかったことがあったので、今回はそれを書こうと思います。

① 誰も寝なかったこと(1人を除いて)

当たり前といえば当たり前なのですが、どうしてもテストを解き終わるとヒマになってしまいます。

本来はここで見直しや再度解き直すということをしてほしいわけですね。

しかしまだまだ受験というものの恐ろしさを知らない子どもたちは、

「えー、だってめんどくさいじゃないですか?」

「別にそれしなくとも点数かわらなくないですか?」

なんて考えてます。

その子たちにとって必要性のない行為はしたくないですもんね。

そんな中今回の中1・2年たちは最後まで寝る子はいなかったのです!(1人を除いて)

寝なかったからといって点数が高くなるわけではありません。

しかし寝るという行為は勝負を捨ててるのと同じこと。

少なくとも子どもたちの中に勝負を捨てている子がいなかっただけ成長したのではないかと感じます♪

② コツコツ頑張ってた子が伸びていたこと

成績って短期的に見るのと長期的に見るのでは意味合いが変わってきます。

短期的な成績の上昇はテスト対策などで見やすいもので、その単元をしっかり身につけている証拠になります。

しかし、これが終わるとその知識が抜け落ちていき、学校の実力テストや塾のテストではあまり結果がパッとしないことも。

瞬間瞬間で頑張ってる証拠ではありますね。

では長期的な成長って何かというと、以前習ったこともしっかり定着しているという状態です。

定期テスト対策の際に勉強していても、時間をかけ方や臨み方などで数字に差が発生します。

見かけ上はテストで点が取れてるほうがよく見えますよね。

しかし、定期テストで点が取れても受験で点が取れなければ意味がありません。

一度覚えたはずなのに忘れてしまっていては、また無駄に時間を費やすことになるからです。

その点今回のある生徒さんは、今までパッとしない点数だったのですが、頭ひとつと言わず2つ分は抜け出していました。

しっかり家庭学習をしている証拠なんだと思います♪

頑張ってる子の成長が数字として目に見えるのは、塾の先生としてとても嬉しいものですね♪

しかし、逆にものすごく不安なこともありました。

① まさかの1ケタ点

授業のときはそれなりに問題が解けているのに、テストでは1ケタ点を叩き出した子がいました。

答案用紙はほぼ白紙。

多分今回も

「問題が何言ってるのか分からなかった」

と言うのでしょうが、この場合はそれで許されるものではなくなってきます。

わからないなりにも必死で何かしら解いて書いている子が普通の状態なのに、わからないから解きませんでしたというのは、最初から勝負を放棄しているのと同じなのです。

たしかに勉強は嫌なことかもしれません。

しかし嫌なことと向かい合うのも大事なこと。

嫌なことから逃げたところで、次に現れるのは別の嫌なこと。

そこから逃げ出しはじめると、もう負のループですよね。

僕自身、逃げグセがついて大人になってからかなり苦労し後悔したので、この子に同じ状況を味わってほしくありません。

僕ができる範囲でこの子を育てていこうと思います。

② 英語弱すぎ

学校のテストと比べると、塾のテストのほうが難しいのは事実です。

しかし、、、それでも点数が悪すぎる。

本当に頭を抱えるレベルです。

英単語を覚えてないことや、文法が基礎の基礎から抜け落ちていることなど理由は様々。

数学は前の学年で習ったことを踏まえて新しいことをするチャンスが毎年やってきます。

しかし英語はそれがありません。

今まで習ったことは知ってる前提で当たり前のように教科書でも使われます。

つまり一度取りこぼしたら、長期休暇などで取り返さない限り戻ってこないのです。

あまりにも英語の点数が悪い子が多いので、どこかで総復習をしなくちゃな、、、と考えております。

子どもたち「別に大人になったら英語使わないし勉強しなくてもいいじゃん!」

違うんだな、大人になるまでに英語が必要になるんだな。

だって受験で英語出てくるじゃん。

受験の際に英語を選択しなくていい学校なんてありませんからね。

という感じで、嬉しいこと・残念だったことがありました。

これからの指導に活かせるよう、僕も精進していこうと思います!

今後もどうぞよろしくお願いいたします!

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