先々週行われた私立一般試験。
今回キャリコでは3人が一般試験を受験していました。
今回合格した子も含めて、とりあえずは全員進学先を確保しました。
やっと一安心です!
私立に進学すると決めた子が3人いましたので、残りのメンツで公立後期を戦っていくことになります。
今年の一番厄介なのが某市立高校。
今年度から普通科を変更し、前期試験を実施。
その結果後期で取る人数が半分になったことで、倍率が2.5倍まで跳ね上がりました。
例年だと1.5倍程度だったので、これにはちょっと不安になりますよね、、、
ただでさえこの地区は校区外。
よりハードルの高い競争を強いられることとなりました。
とはいえ!
そこに行きたいのですから四の五の言わずやるっきゃないです!
ダメだった理由を探すのではなく、ダメにならないよう踏ん張るしかありません!
腹くくっていきましょう!
勝負は目前!どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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バイトの先生と英語の指導について話しながら、こんなものをポチりました。

これなんでしょう?
実はこれ、英単語を覚える用のノートなんです。

エビングハウスの忘却曲線のことが書いてあるみたいです。
中国語だからまったくわかんね。
ちなみに以前【忘却曲線】のことはブログで書いていますので、気になる方はこちらからどうぞ。

本編はこっち。
英単語を書いて、日本語の意味を書く感じですね。
これ、両サイドに目隠しがついていまして、「日本語だけテストしたい」とか「英単語のテストしたい」とかに対応してるみたいです!
意外と良さげ。
これを新中1~3年の全員に配ろうと思います。
なぜこんなことをするのか。
これ、じつは前々から言ってることを子どもたちが全然実行してくれないからです。
英語の勉強をするのに基礎中の基礎なのは【単語】です。
これを覚えていなければ話になりません。
そのため日々英単語テストをしているのですが、それだけでは全然足りない。
また、授業中によくある質問で、
「先生、この英語の意味なんですか?」
というもの。
このときに僕が言うのが、
「自分で調べろ」
です。
その理由として、困ったときになんでも答えを与えてしまうと、自分で調べなくなります。
その結果、家で勉強するときに
「あ、この単語わかんないや。わかんないから もうできないな」
と勉強を諦めることに繋がっていきます。
んで、次の授業のときの質問で、
「この単語、家でわかんなかったので教えてください!」
と言い出すんです。
質問するという姿勢は良いのですが、こんなんじゃ成績につながりません。
このように調べるクセがついてない子は、マジで何もしなくなります。
せっかく塾で英単語帳を渡し、使い方の説明をしてても、まったく使いません。
さらに教えてもらってばっかりでいると、動詞の原形や名詞の複数形などがまったくわかんなくなっていきます。
例えば【learned】のように【-ed】がついていたら過去形と気づくかもしれません。
しかし【learns】のような三単現の形だと必死で【learns】という単語を探します。
その結果、
「先生!この単語、辞書に載ってません!」
なんて言い出します。
そりゃ単語帳や辞書には三単現や複数で変形してるものなんて載っていませんからね。
どこに載っているかというと、原形のところに載っています。
教えてもらってばかりいると、こういった変形をしているものをまったく覚えていかなくなるんです。
自分で調べるクセがついてない子には、何回でも言うしかありません。
そうやってクセ付けしていくしかないのです。
そうしてクセ付けされたのが今の中2たち。
わかんない単語が出るたびに、
「先生、辞書借ります!」
と、自ら行動しています。
これが大事なんですよね。
ん?あれ?単語帳渡してるよね?
「すいません!忘れました!」
そういうところやぞ!
まぁ、そこは置いといて。
ただ、まだこれでも不十分。
調べることはしてるのに、調べて終わりにしてるから定着しません。
わからなかったものは、覚えなくては意味がないのです。
「分からなかった単語はメモしなさい。そしてそのメモ帳使って自分で単語テストしなさい」
これもしょっちゅう言ってます。
調べただけで完璧に覚えられるのなら、こんな苦労はしていません。
実際にノートや付箋に分からなかった単語をメモしておき、後日確認テストしていた子はどんどん単語を覚えていってました。
これだけやらなきゃ君たちは単語って覚えないんだよ?
そういう話をしても、まだまだ他人事のようです。
100均で小さいノート買ってきた子もいますが、油断するとメモするの忘れていますね。
僕「ほれ、ノート取りぃ!」
生徒さん「あっ!忘れてました!(テヘッ」
クセつけなきゃね、クセ。
と、長々と書いてきましたが、結局なんで単語ノートを買ったかというと、
「君らが準備しないなら、こっちから準備したるわ!」
って話です。
逃げ道をふさいでやろうと思います。
やらなんことやってないのに成績あげようなんて無理な話です。
「そんなんやらんやつが悪いだけじゃん!」
と言ってしまえばそれで終わりですが、塾としてお金もらってる以上は やはり子どもたちの成績を上げるという結果は残さなくてはいけません。
ノートとしては少し割高ではありますが、こっちのほうが子どもたちもやる気出してくれるのではないかなと。
勉強って結局のところ、【やる気】があるかないかです。
指示をしてやる気を出してくれる子もいれば、同じ指示ではまったく響かない子もいます。
その子の性格や特性、家庭環境など様々ですので、一概にこれがベストというのはなかなかありません。
であれば、僕自身も色々試行錯誤しなくちゃいけませんよね。
「先生の言うことがベストだから、言うとおりにやりなさい!」
ではなく、あの手この手で子どもたちをやる気にさせてやろうと思います!
形はどうであれ、結果に結びつかせてやりますよ!
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪