学習塾キャリコ

【進化】と【深化】を並行しなければいけないのが受験勉強。

以前ブログで書いた前期試験で合格した生徒さんから素敵な贈り物をいただきました♪

\ 洋菓子のセット /

本当なら僕の方から「合格おめでとう!」と渡さなくちゃいけなそうなものですが💦

逆にいただいてしまい、申し訳ないです💦

本当にありがとうございます!

そしてこのチョコ、、、

なんとネコさんのクッキーが付いているのです!

きゃわわ!

この生徒さんのお家でも猫を飼っているらしく、たまーに写真を見せてくれたりもしました♪

どこのうちのネコちゃんも、ほんとかわいいものです♪

そういえば最近、、、

朝から子どもたち用のパンを買い出しに行く際、よくこいつが寝ております。

ひなたぼっこ中なのはわかりますが、ちょうど車に乗る場所なので気まずいったらありゃしない、、、

近づいたらすごい勢いで逃げていくし、、、

もうちょっと愛想あってもええやん?

ナデナデくらいさせてよ、、、どうも、学習塾キャリコの釘山です!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

来週に迫った公立後期試験。

キャリコでも中3生たちが公立後期に向けて日々頑張っております。

泣いても笑っても最後の試験。

全員に最高の結果が出ることを祈る日々です。

んで、そんな中。

とある保護者さまと小学生の生徒さんの学習状況の進捗をお話していた際に、

「〇〇くんは深化をさせていくのがまだまだ甘い」

というお話をさせていただきました。

こう言うとその子だけが深化できていないみたいな感じに聞こえちゃいそうですが、残念ながら中学生も含めて深化をできている子のほうが少ないのが現状です。

そもそも【深化】とは何かって話ですが、ここで言う深化とは、

その単元の基礎知識を応用まで昇華し、かつ他の問題でも活用できるほど練度の高い状態

を指します。

例えば小学生でいうと、

2×3=6

という基礎知識と

3×10=30

という基礎知識を用いて

2×30=60

をひねり出すイメージです。

これには、

「10倍するということは0をひとつ付け足すこと」

という知識が生きてきます。

わざわざ筆算で計算しなくとも、

「2×3は6で、30は3の10倍だから6に0をもうひとつつければいいから60だ!」

と考えていく力ですね。

これが応用できてくれば、

4×37=?

なんて問題も、

「4×3は12で、4×30はそれの10倍だから120、それに4×7の28を足せばいいから答えは148!」

といった具合です。

筆算せず解ける子たちは無意識のうちにこういった解き方を持っています。

「それって生まれ持った才能ってこと?」

と思われるかも知れませんが、そうではなくて、

【反復量】【思考しながら解いているか】

というところにつながってきてます。

数をこなしたからこそたどり着くものですし、日々問題を解く中で何回も出会うことや楽に解くやり方を考えることでたどり着くものだと僕は思っています。

先日も中3生が過去問を解き終わったあとの質問で、

「中国の地域によっての作物の収穫量とか人口密度とかの問題なんすけど、これって知識問題すか?学校でも教わってないし、教科書にも乗ってないんすけど(キレ気味)」

なんて質問がありました。

たしかに知識問題かと感じるかも知れませんが、

・日本の緯度と比較して気候帯を推測する

・黄河や長江の位置や内陸・海沿いの位置関係から水を必要とする作物か(稲作か麦作か)を判断する

・同じように内陸・海沿いかの違いから経済の発達(経済特区)を考え、人口密度を推測する

という既習の知識があれば決して難しい問題ではないというのが本音のところ。

ここらへんが知識を深化できていたかどうかの違いと言えるでしょう。

同じ音の言葉として【進化】もありますね。

こちらは新しい段階に進んでいくことを表すので、イメージとしては新しい単元を習うことだと思ってください。

つまり、【進化】=【深化】ではないのです。

今やっている内容を掘り下げ、確実に知識として定着させる。

そしてその知識を使って幅のある問題に対応することができる。

これこそ【深化】と言えるでしょう。

残念ながら、学校の勉強だけでここまでやっていくのは厳しいと思います。

決して学校のレベルが低いというわけでなく、そもそも時間が足りないことと、様々な学力の子どもが混在しているからです。

学力の高い子に合わせれば学力の低い子は置いてけぼりにされ、逆に低い子に合わせれば高い子にとってはつまらない授業となる。

クラスに応じていい塩梅を調整する先生たち。

ほんと大変なんですよね。

とはいえ、受験では一律で同じ問題を解かされるわけなので、知識の少なさや深化の幅の狭さは確実に不利な状況へとつながります。

意外にも、熊本県の高校受験は地味に難しいことで有名です。

(学力はそんなに高くない県のくせに、、、)

高校受験を考えると、ただただ学校で得られる知識だけでなく、より深化した力や練度を問われるのです。

以前書いた

【偏差値50にするには定期テストで何点取ればいいか】

でお話した部分ともつながってきますね。

受験を念頭に置いて考えれば、【進化】と【深化】を同時にしていかなくてはいけません。

今キャリコにいる子どもたちにどこまで知識を【深化】させることができるか。

僕も正念場です。

学力の高い高校に行くことが全てではありませんが、その子たちが望む高校へスムーズに進学するにはやはり学力があって損することはありません。

日々の勉強の中で将来へのイメージを高めさせ、勉強に熱を入れられよう指導していこうと思います!

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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