学習塾キャリコ

【自殺】について考える

朝から芸人の上島竜兵さんが亡くなられたとニュースがありました。

自殺とみられるとのこと。

最近までテレビ番組やCMで頻繁に出演されていたので、正直驚きました。

子どもから大人まで使っているギャグなどもあるほど、国民的な芸人さんだった上島さん。

今後見ることができなくなってしまうのはとても残念です、、、

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

コロナ禍になって、有名人の自殺が多くなっている印象です。

個人的には三浦春馬さんと竹内結子さんの件はとてもインパクトが大きくて、ショックを受けたのを覚えています。

また、コロナ禍になって若年層と女性の自殺が増加しているとのこと。

原因として、

・コミュニケーションを取れるコミュニティ(学校や部活)に行けなくなり、孤独感や疎外感など負の感情が強くなってしまったこと

・営業自粛などで仕事・収入がなくなり生活苦に陥ったこと

・ステイホームによるDVやストレス

・SNSを利用する時間が増え、ネガティブな情報に触れたことや誹謗中傷を受けたこと

などが挙げられるそうです。

SNSでの誹謗中傷で自殺された女子プロレスラーの方もいらっしゃいましたもんね。

SNSが原因であれば、触れなければ済むことかもしれないです。

しかし人間は他人の評価が気になるもの。

良いことも悪いことも気にしてしまいます。

さらに匿名であれば、あることないこと言う人もいますし、現実社会では言えないことも平気で言えるようになる人もいます。

メリットもたくさんあるSNSですが、使い方を間違えば非常に危険なものになってしまいます。

また、若年層のイジメはSNSが温床になっていることも多いです。

早ければ小学生低学年から自分のスマホを所有するような時代。

学校教育や家庭でのしつけを徹底しなくてはいけない時代ですね。

ちなみに、日本や韓国は先進国な中でも自殺者がかなり多いといわれています。

これはおそらく宗教によるものだと思われます。

キリスト教やヒンドゥー教、イスラム教やユダヤ教など、世界の宗教では自殺は最大の禁忌とされています。

死んだ後に神は救ってくれないとか、死後の世界で苦しみ続ける罰を与えられるとか言われています。

では仏教はどうか。

じつは仏教では、自殺は禁忌として扱われていません。

もちろん、しないほうがいい、という扱いではあるそうです。

しかし自殺したとして、死後に罰があるわけではないと。

さらに日本では【無宗教・無神論者】が多くいます。

ハロウィンに盛り上がり、クリスマスを祝い、正月を満喫し、バレンタインデーに一喜一憂し、葬式は仏教の形式で行う。

宗教観も何もありませんね(笑)

それが故に宗教観が薄いのかもしれないです。

本来宗教とは、神様や仏様などの人間ではない存在に救いを求めるもの。

良いことが起これば、

「日頃の良い行いを神様が見てくださっていたんだ!」

と喜び善行を重ね、悪いことが起これば、

「悔い改めます!なので助けてください!」

と、己の悪い行いを直すことで助けを乞う感じです。

存在するのかわからない死後の世界を想像し、天国や極楽浄土に行けるよう宗教の教えを全うします。

日本では宗教と聞くと、オウム真理教などの新興宗教のせいで悪いイメージを持つことが多いかもしれませんが、本来は【心のよりどころ】として発生しているものです。

つらいときに頼れる存在。

それが宗教なんでしょうね。

もちろん宗教に頼ることなく、信じられる誰かに頼ることでもいいと思いますし、なんだったら全く面識のない人に頼るのもいいかもしれません。

宗教だろうが、アイドルだろうが、親友だろうが、ネコだろうが、二次元だろうが、機械だろうが、なんだっていいんです。

あなたにとっての【心のよりどころ】探してみてはいかがでしょうか♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

コメントを残す

*

CAPTCHA