学習塾キャリコ

「環境のための電気自動車」は本当なの?

運転中、後ろの車がニッサンのサクラでした。

ガソリンを一切使わない電気自動車、サクラ。

電気自動車ってだけでワクワクします!

ハイブリッド車やPHEV車に乗ったことあるのですが、電気の力でモーターを動かし走るというのは、ガソリン車では味わえない新鮮さがありました。

発進の力強さが楽しいんですよね♪

またガソリンを使ってエンジンを回さないのでとても静か。

「エンジンかかってんのこれ?」

と思うくらい静かなんです。

運転中に音楽聞くときは、高級車に乗ってるんか?ってくらいキレイに聴こえます。

電気でモーターを動かして走る車。

あれ、子どものとき遊んでたぞ、、、

そう、これはミニ四駆と一緒!

推しはネオトライダガーZMC。どうも、学習塾キャリコの釘山です!

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なにかと環境にいいと言われる電気自動車ですが、実際そうなんでしょうか?

現在ガソリンを使用し走る車には、環境に対して以下の問題があります。

・走行時に二酸化炭素や有害物質を排出する。

・化石燃料を使用するが、その埋蔵量には限りがある。

また化石燃料は埋蔵量の残りが50年分とも言われています。

遅かれ早かれ内燃機関車からシフトしていかなくてはいけなさそうです。

じゃあ電気自動車なら環境に影響がないのか?

実は電気自動車には以下の環境問題が懸念されています。

・製造時の二酸化炭素排出量が通常の自動車と比べて2倍。

 (20万km走ることを想定した際の排出量)

・バッテリーに使用するレアメタルの産出時に発生する排出ガスや環境破壊への問題。

・電気自動車で使用する電気を作る際の二酸化炭素排出。

・使用済みバッテリーの廃棄問題

いろいろ問題はあるみたいです。

たしかに自動車本体から発生する二酸化炭素・有害物質は無くなりますが、そこに至る過程での環境への影響は逆に増加してしまうという、、、

問題を全部解決するというのは難しいものですね。

また環境保護意識の高いヨーロッパでは、早いところは2025年までに内燃機関(ガソリン・ディーゼル)車の販売を禁止する予定の国も。

世界に先駆けて電気自動車の普及を推進しているスウェーデンでは、ロシア・ウクライナ戦争の影響で電気代が高騰し、月の電気代が10万円を超えているなんてのもニュースになっていました。

電気代を気にしすぎて車に乗れなくなってきますね。

水力や自然エネルギー発電に極振りな北欧諸国。

供給量を安定させるために火力発電を使っていたのに、燃料が供給されなくては元も子もありません。

まあ、ヨーロッパは他国と陸続きなので、電気を他国から買って送電してもらうことも可能ですよね。

しかし日本ではそうもいきません。

島国の日本では、自国で生産しなくては供給できないからです。

自然エネルギーに頼った電気の生産は、【安定しない製造量】というリスクもあります。

かといって原子力に頼ってもしもの時が起きたときは、、、というリスクもありますし、火力発電に頼っては結局二酸化炭素の排出は減らないということに。

うーん、難しい。

「あちらを立てれば、こちらが立たず」状態ですね。

正解があればみんなそちらへ舵を切って進めるのでしょうが、やはり正解と言えるものは現状無いためにこのようになっているのでしょう。

技術革新が起きることが理想なのでしょうが、僕ら素人ができることは

「自分にできることを考え行動する」

ことじゃないかなって思います。

「僕が研究者になって、世界を救うぞ!」

と考える人がいてもいいですし、

「僕にできることは車に乗らないことだ」

「私は太陽光パネルを用いて、できる限り身の回りの電気製品を自給できるようにしよう」

などなど、自分にできることからしていくとこが重要ですよね。

できることから少しずつ、です。

自分たちを取り巻く問題に目を向け、考える練習をする。

勉強にも活きてきそうですね♪

今後もどうぞよろしくお願いいたします♪

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