先日コロナワクチンの接種に行ってきました。
今回で5回目だったのですが、前回の接種から13ヶ月空いていました。
これって打つ意味あるんか、、、と少し思ってしまいましたが、もしもコロナにかかってしまったときのことを考えて打っておきました。
だって、塾を2週間ほど閉めるのも申し訳ないし、受験直前などの最悪のタイミングで生徒さんたちにうつしてしまったら、もう僕はおひさまの下を歩けません。
予防できるものはちゃんと予防する。
基礎が大事みたいな話ですね。
そういえばコロナワクチンを打ち始めた当初、ワクチンを打つと
「2年以内に死ぬ」
「磁力を帯びる」
「5G電波につながるようになる」
なんて話がありましたが、今のところ磁力を帯びず5Gにも繋がっていません。
ちょっと期待してたのになぁ。
だって磁力帯びたらマグニートーになれますよ。

かっけぇ。
5G電波を拾えるようになれば、ぼくは歩くフリーwifiになれます。
かっけぇ。
特殊能力カモン。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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新たに中学内容を勉強し始めた小6生たち。
実はこれを始める前に、とある生徒さんから
「中学生のテキストって、どれが一番難しいの?」
という質問が。
これが一番難しいやつかなー、と塾では全く使ってないテキストを見せてあげると、
「じゃあ僕はこれがいい!」
と、リクエストをしてきました。
僕「ほう、どうしてそれがいいん?」
生徒さん「だって、難しいのやれば成績上がるでしょ?〇〇くんより成績良くなりたい!」
良いライバル関係が出来上がっているようです♪
しかし実際に渡したのはそのテキストではなく、別のもの。
もちろん難しすぎないやつです。
なぜそれを渡さなかったのか。
実は問題集やテキストって、難しすぎる必要ないんです。
簡単にいうと、勉強というのは
【基礎】→【基本】→【応用】→【発展】
の順番で進んでいきます。
【基礎】というのはその問題を解くのに最低限必要な知識のこと。
これがなければ、この問題を解くことはできません。
そして【基本】は、その知識を用いて解くことができる似たような問題。
これはそこまで難しくない計算問題のところですね。
【応用】は【基本】をさらに複雑化したもの。
計算問題であったり、文章問題であったり。
【発展】はこれまで習った知識を複合的に使って解くことができる問題となります。
これはほとんどが文章問題になります。
方程式で考えれば、
【基礎】xはどうやったら求めることができるのかという仕組みを知る。
【基本】その仕組みを用いて、計算でxをどんどん求めていく。
【応用】方程式の解き方が理解できた上で、難しめの計算問題や文章問題などに落とし込んでいく。
【発展】方程式の知識だけでなく、平均や濃度、速さなど複合的に組み合わさった問題を解く。
というイメージになります。
「じゃあ一番難しそうな【発展】まで解けたほうが絶対いいじゃん?なら難しい問題がいっぱい載ってる問題集のが良くない?」
って思っちゃいますよね?
これ、僕も昔はそう思ってました。
実際には、その子にあったレベルで選ぶのが大前提ではあるのですが、一般的に
【基本:応用=7:3】
くらいの難易度で十分なことが多いです。
保護者さまたちの中にも、大学入試をされた方がいらっしゃるとおもいます。
このとき、数学の入試勉強のときに使った【チャート式】という問題集があったの覚えていますでしょうか?
あれ、【難)赤→青→黃→白(易】の順で難易度が設定されているのですが、僕の通っていた高校では青チャートが全員に配られました。
その頃の僕は全く勉強してなかったので、正直青チャートの問題をスラスラと解くことはできませんでした。
今思えば、黄チャートから始めとけばよかったのですが、なぜかそうするわけでなく、必死に青チャートを使ってました。
これ、かなり時間を無駄にしたと思います。
なにより、全然進まなくてやる気をかなり無くしましたもんね(笑)
結局のところ、上で述べたとおり【基本】が全てなんです。
【基本】がなければ応用なんて解くことはできませんし、逆に言えば、大量の応用問題を解いていなくても【基本】が100%身についていれば、応用問題だって案外解けていくものなんですよね。
なので徹底的に【基本】を100%にすることに意識を向けたほうが成績の向上は早くなっていきます。
もしそこまで完璧にできて【熊高・済々黌・第一・第二】クラスまで挑戦したいときに初めて、よりハイレベルな問題集に手を出すといいでしょう。
この辺で人気の北高・必由館であれば、徹底的に基本を身につけ、ちょっとの応用が解ければ問題なく合格できます。
西南中や楓の森、西中の子たちで言えば、定期テストで安定して190~200点を取るようになってからで十分と思います。
偏差値50程度までは徹底的に【基本】を、それを超えて初めて【応用】に手を出すこと。
基本的に子どもたちに渡してあるテキストを3周ほどこなせれば、高校入試で7割は獲得できます。
点数で言うところの35点。
これが5教科あれば、175点。
第一・第二あたりまで合格できる点数です。

(スポーツも勉強も、本質は変わりませんもんね。)
【基本】にはそれだけ大きな価値があります。
【基本】をないがしろにせず、しっかり詰めていきましょう♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪