少しずつ気温も下がってきて、ついつい朝寝坊してしまいます。
ちょうどいい気温だと、ベッドでゴロゴロしたまま二度寝してしまいます。
塾の先生じゃなければ確実に遅刻案件。
早起きが苦手な人は、塾の先生になると幸せかもしれません。
天職かもしれんぜ。どうも、学習塾キャリコの釘山です!
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この前小学生に漢文を指導しました。
【春暁(しゅんぎょう)】ってやつです。
「春眠暁を覚えず~」のフレーズで、多くの人が一度は聞いたことあるやつですね♪
多分かなり前から教科書に載っているので、知らない人はいないレベルじゃないでしょうか。
原文を読み、現代文に訳していったのですが、
僕「『春ってさ、暖かくなってぽかぽかじゃん?布団から出たくないし、眠気飛ばないよねー』ってことよ」
生徒さん「いやまあ、春じゃなくても布団から出たくないですけど(笑)」
そうだけどさ!(笑)
僕「きっと冬は寒すぎて寝てられないんよ!昔だから!(笑)」
そんな話をしつつ、
生徒さん「これって中国の人の話なんですか?」
生徒さん「昔の中国って、暖房なかったんですか?」
孟浩然さんが現役の頃はエアコンはなかったやろなぁ。
ストーブもなかったでしょう。
多分、囲炉裏的なものしかなかったんじゃないかなって話をしたら、
生徒さん「でも家の中にいるんですよね?そんなに寒いんですか?」
今みたいな高気密な家じゃなかろうしな(笑)
「今の物置みたいなレベルの家だったと思うよ」と言うと、
生徒さん「地獄っすね」
それな!
現代と技術力を比べたら、そりゃあ大きく違いますもんね♪
今の時代に産まれてよかったよなー。
そして問題を解いていく中で、
【(処処啼鳥を聞く)作者はこれをどこで聞いているか】
という設問で、
生徒さん「ベッドってこの時代ありましたか?」
どうやらベッドって答えたい様子。
僕「いや、どうだろ、、、布団はあったろうから、布団でも良いんじゃない?」
そして解答を確認してみると、
【寝床】
ふたりして「そっか!」となりました(笑)
なかなか今は寝床って言葉、使いませんもんね(笑)
そしたら【寝床】という言葉を聞いた他の生徒さんが
「ねどこってなに?」
そうよねー、聞いたことないよね(笑)
教科書に出てくるような言葉でも、日常生活で使う機会がない言葉は忘れていったり知らなかったりするものです。
日本語だけでなく英語や古語、各教科の専門用語などなど、覚えなくてはいけない言葉はこれからどんどん増えていきます。
中学生になった時に
「なにそれ知らない」
とならないよう、言葉の意味を教えることも意識していこうとおもいました♪
言葉を知っていて損することはないですもんね♪
今後もどうぞよろしくお願いいたします♪